B.3 リモートローダのクラス化

  1. プライマリおよびセカンダリクラスタノード上にリモートローダをインストールします。

    メモ:両方のプライマリおよびセカンダリノードに対して、リモートローダが同一の共有ストレージパスにインストールされていることを確認します。

  2. (状況によって実行)リモートローダとのセキュア通信を使用している場合は、共有ストレージにすべてのSSL証明書が格納されます。

  3. リモートローダクラスタ役割を作成する前に、リモートローダコンソールを開き、Remote Loader as a Windows Service (Windowsサービスとしてリモートローダを使用)を選択します。

  4. クラスタマネージャ > [役割]で、新しいリモートローダクラスタ役割を作成します。

    役割に次の情報を指定します。

    役割タイプ: 汎用サービス

    サービスの選択: Windowsサービスとして登録されているリモートローダインスタンス。

    名前: クラスタ役割名

    アドレス: 固有のIPアドレスを指定する

    ストレージの選択: 共有クラスタストレージ

    重複するレジストリ設定:

    1. HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Novell\RLConsole

    2. HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Novell\DirXML Remote Loader\Command port 8000

      クラスタ化するリモートローダインスタンスのレジストリパスを指定します。

    3. HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Novell\PassSync

      メモ:

      • デフォルトで、各クラスタ役割は1つのWindowsサービスのみを受け入れます。したがって、各リモートローダインスタンスに固有のコマンドポートおよび対応するレジストリパスを指定します。

      • Active DirectoryドライバのパスワードフィルタはWindowsクラスタではサポートされていません。