B.2 eDirectoryクラスタでのNetIQ Identity Managerの設定

このセクションは、eDirectoryクラスタがすでに設定されていることを前提としています。

次の手順を使用して、eDirectoryクラスタ環境にIdentity Managerを設定します。

  1. クラスタマネージャで、プライマリノード上のeDirectoryクラスタ化役割の優先度をNo Auto Start (自動起動しない)に設定します。

  2. セカンダリノードを停止します。

  3. Identity Managerインストールウィザードで、メタディレクトリサーバオプションを選択して、プライマリノード上にIdentity Managerエンジンをインストールします。

    重要:ローカルストレージ上にIdentity Managerエンジンをインストールしていることを確認します。

  4. Identity Managerインストールウィザードは、インストール中にeDirectoryクラスタ役割を停止します。この役割が停止されると、この役割のステータスが失敗と表示される場合があります。インストール後に、クラスタマネージャからeDirectoryクラスタ役割を起動します。

  5. eDirectoryクラスタ化役割に必要な優先度を設定し、セカンダリノードをアクティブにします。

  6. DCLUSTER_INSTALLコマンドを使用して、セカンダリノード上にIdentity Managerエンジンをインストールします。

    たとえば、/idm_install.exe -DCLUSTER_INSTALL="true"と入力します。