NetIQでは、Identity Managerおよびそのインストールプログラムのインタフェースは翻訳(ローカライズ)されており、ご使用のローカルコンピュータのオペレーティングシステム言語をサポートします。ただし、すべての言語をサポートすることはできません。インストール時、一部のインストールプログラムは、コンピュータのロケールをチェックして、インストールプロセスの言語を判断します。
特定の言語でインストールプログラムを実行するには、Windowsで[地域の設定]オプションを使用してロケールを変更します。Linuxでは、プロファイルまたはコマンドラインでLANG変数を設定します。
次の表に、コンポーネントのインストールごとに使用可能な翻訳を示します。この表に記載されていないコンポーネントは、英語版のみ使用可能です。コンポーネントがオペレーティングシステムの言語に翻訳されていない場合、プログラムはデフォルトで英語になります。また、インストールプログラムのエンドユーザ使用許諾契約が、サポートされているすべての言語では使用できない場合もあります。
ロケール |
Designer |
Identity Managerエンジン |
iManager |
iManagerプラグイン |
識別情報アプリケーション |
---|---|---|---|---|---|
簡体字中国語 |
対応 |
対応 |
対応 |
対応 |
対応 |
繁体字中国語 |
対応 |
対応 |
対応 |
対応 |
対応 |
デンマーク語 |
– |
– |
– |
– |
○ |
オランダ語 |
○ |
– |
– |
– |
○ |
英語 |
対応 |
対応 |
対応 |
対応 |
対応 |
フランス語 |
対応 |
対応 |
対応 |
対応 |
対応 |
ドイツ語 |
対応 |
対応 |
対応 |
対応 |
対応 |
イタリア語 |
○ |
– |
○ |
– |
○ |
日本語 |
対応 |
対応 |
対応 |
対応 |
対応 |
ポルトガル語(ブラジル |
○ |
– |
○ |
– |
○ |
ロシア語 |
– |
– |
○ |
– |
○ |
スペイン語 |
○ |
– |
○ |
– |
○ |
スウェーデン語 |
– |
– |
– |
– |
○ |
識別情報アプリケーションは、ダッシュボード、カタログ管理者、Identity Reporting、Identity Approval、およびユーザアプリケーションを示します。
NetIQでは、Identity Managerの翻訳バージョンを使用するかどうかを判断する際に、次の考慮事項を確認することをお勧めします。
一般に、Identity Managerコンポーネントがオペレーティングシステムの言語をサポートしていない場合、コンポーネントのインタフェースはデフォルトで英語になります。たとえば、Identity Managerドライバは、Identity Managerエンジンと同じ言語で使用可能です。Identity Managerがドライバの言語をサポートしていない場合、ドライバ設定はデフォルトで英語になります。
次のiManagerプラグインは、前記の表に記載されている言語に加えて、スペイン語、ロシア語、イタリア語、およびポルトガル語でも使用できます。
Linuxオペレーティングシステムを実行しているコンピュータにDesignerをインストールする場合は、gettextユーティリティをインストールする必要があります。GNU gettextユーティリティにより、国際化および多言語のメッセージに対応するためのフレームワークが提供されています。
Identity Managerコンポーネントのインストールプログラムを起動する場合、次の条件が適用されます。
オペレーティングシステムが、インストールプログラムでサポートされている言語である場合、プログラムはデフォルトでその言語になります。ただし、インストールプロセス用に別の言語を指定することができます。
インストールプログラムがオペレーティングシステムの言語をサポートしていない場合、インストールプログラムはデフォルトで英語になります。
オペレーティングシステムがラテン語由来の言語を使用している場合、インストールプログラムでは、ラテン語由来の言語をどれでも指定できます。
オペレーティングシステムがサポートされているアジア由来の言語またはロシア語を使用している場合、インストールプログラムでは、オペレーティングシステムに一致する言語または英語のみを指定できます。