Identity Managerを使用すると、検証プロセスを通じて役割の割り当てが適切であるかどうかを検証することができます。不適切な役割を割り当てると、会社および組織の規制の遵守が脅かされる可能性があります。検証プロセスで、組織内の担当ユーザが次の役割に関連付けられているデータを認証します。
ユーザプロファイルの検証: 選択されたユーザは自分のプロファイル情報が正しいかどうかを検証し、間違った情報を変更します。役割の割り当てを変更するには、正しいプロファイル情報が必要です。
義務の分離違反検証: 担当ユーザが義務の分離違反に関するレポートをレビューし、レポートの正確さを検証します。レポートには、ユーザを競合する役割に割り当てることができる例外のリストが示されています。
役割の割り当ての検証: 担当ユーザがレポートリストで選択された役割、および各役割に割り当てられたユーザ、グループ、および役割をレビューします。さらに、担当ユーザは情報の正確さを検証する必要があります。
ユーザの割り当ての検証: 担当ユーザはレポートリストで選択されたユーザ、およびユーザに割り当てられた役割をレビューします。さらに、担当ユーザは情報の正確さを検証する必要があります。
検証レポートは元来、役割の割り当てが正確であること、および競合する役割の例外を許可するのに有効な理由が存在することを保証するのに役立つように設計されています。