15.4 Identity Managerエンジンのシステム要件

このセクションでは、Identity Managerエンジンをインストールするサーバの最小要件について記載します。インストール、特にオペレーティングシステムに関するインストールについての前提条件と考慮事項を必ず確認してください。

カテゴリ

要件

プロセッサ

1GHz

ディスクスペース

  • 300MB

  • 50,000ユーザごとに150MBの追加のディスク容量

メモリ

  • Identity Managerエンジン用に2048MB

  • Identity Managerドライバ用に200MB

オペレーティングシステム(認定済み)

次のいずれかの64ビットオペレーティングシステム:

  • Open Enterprise Server 2015 SP1

  • Open Enterprise Server 11 SP2

  • Red Hat Enterprise Linux 7.3

  • Red Hat Enterprise Linux 6.8

  • SUSE Linux Enterprise Server 12 SP1

  • SUSE Linux Enterprise Server 11 SP4

  • Windows Server 2012 R2

  • Windows Server 2012

NetIQでは、Identity Managerをインストールする前に、製造元の自動更新機能に従ってオペレーティングシステムの最新パッチを適用することをお勧めします。

メモ:「認定済み」とは、完全にテストされてサポートされているオペレーティングシステムを意味します。

オペレーティングシステム (サポート)

認定済みオペレーティングシステムのサービスパックの最新バージョン

メモ:「サポート」とは、まだテストされていないが機能することが想定されているオペレーティングシステムを意味します。

仮想化システム

  • Hyper-V Server 2012 R2

  • VMWare ESX 5.0以降

  • Hyper-Vを使用したWindows Server 2012 R2仮想化(サポート)

NetIQでは、NetIQ製品が動作するオペレーティングシステムを正式にサポートするエンタープライズクラスの仮想化システムでIdentity Managerをサポートします。仮想化システムのベンダーが該当のオペレーティングシステムを正式にサポートしていれば、NetIQはそのオペレーティングシステム上のIdentity Managerスタック全体をサポートします。

Webブラウザ

次のバージョン以上のいずれかのブラウザ:

  • Google Chrome 51

  • Microsoft Internet Explorer 11

  • Mozilla Firefox 46

追加のソフトウェア

  • NetIQ eDirectory 8.8.8 Patch 9 Hotfix 2

  • NetIQ eDirectory 9.0.2 Hotfix 2

  • iManager 2.7.7 Patch 9 (eDirectory 8.8.8 Patch 9以降用)

  • iManager 3.0.2 Patch 1 (eDirectory 9.0.2以降用)