新しいドライバを設定するか、または既存のドライバを有効にして、リモートローダと通信できます。Identity Managerアプリケーションシムをリモートローダで使用できるように設定する必要があります。
メモ:このセクションでは、リモートローダと通信できるようにするためのドライバの設定に関する一般的な情報について説明します。ドライバ固有の情報については、Identity ManagerドライバマニュアルのWebサイトで、関連するドライバ実装ガイドを参照してください。
DesignerまたはiManagerで新しいドライバオブジェクトを追加したり、既存のドライバオブジェクトを変更したりするには、リモートローダのドライバインスタンスを有効にするための設定が必要です。このセクションで使用されているパラメータの詳細については、リモートローダの環境設定パラメータの理解を参照してください。
[概要]からIdentity Managerドライバオブジェクトを選択します。
ドライバオブジェクトのプロパティで、次の手順を実行します。
[ドライバモジュール]から、[リモートローダに接続]を選択します。
[ドライバオブジェクトパスワード]で、リモートローダがIdentity Managerエンジンサーバに対して自身を認証するために使用するパスワードを指定します。
このパスワードは、リモートローダで定義したドライバオブジェクトのパスワードに一致している必要があります。
[Remote Loader Connection Parameters (リモートローダ接続パラメータ)]で、リモートローダに接続するために必要な情報を指定します。使用する構文は次のとおりです。
hostname=xxx.xxx.xxx.xxx port=xxxx kmo=certificatename localaddress=xxx.xxx.xxx.xxx
各要素の内容は次のとおりです。
リモートローダをホストするサーバのIPアドレスを指定します。たとえば、「hostname=192.168.0.1」と指定します。
リモートローダがリスンするポートを指定します。デフォルトは8090です。
SSL接続に使用するキーと証明書を含む暗号化キーオブジェクトのキー名を指定します。たとえば、「kmo=remotecert」と指定します。
Identity Managerエンジンをホストするサーバに複数のIPアドレスが設定されている場合、ソースIPアドレスを指定します。
[Remote Loader Password (リモートローダパスワード)]で、Identity Managerエンジン(またはリモートローダシム)がリモートローダへ認証するために必要なパスワードを指定します。
セキュリティ上同等なユーザを定義します。
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