20.5 ドライバインスタンスのJavaリモートローダの設定

JavaリモートローダはJavaドライバシムのみをホストします。ネイティブ(C++)ドライバシムはロードまたはホストしません。

LinuxプラットフォームでJavaリモートローダの新しいインスタンスを設定するには、次の手順を実行します。このセクションで使用されているパラメータの詳細については、リモートローダの環境設定パラメータの理解を参照してください。

  1. テキストエディタで新しいファイルを作成します。

    リモートローダおよびドライバをアプリケーションシム用に設定するのに役立つサンプルファイルconfig8000.txtが用意されています。このサンプルファイルは、デフォルトでは/opt/novell/dirxml/docディレクトリにあります。

  2. 新しい環境設定ファイルに次のパラメータを追加します。

    • -description (オプション)

    • -classまたは-module

      たとえば、-class com.novell.nds.dirxml.driver.ldap.LDAPDriverShimです。

    • -commandport

    • 接続パラメータ:

      • port (必須)

      • address

      • fromaddress

      • handshaketimeo

      • rootfile

      • keystore

      • storepass

      • localaddress

      • hostname

      • kmo

      • secureprotocol

      • enforceSuiteB

      • useMutualAuth

    • -java (条件付き)

    • -javadebugport

    • -password

    • -service

    • -setpasswords

    • トレースファイルパラメータ(オプション):

      • -trace

      • -tracefile

      • -tracefilemax

    メモ:パラメータの詳細については、セクション 20.2, リモートローダの環境設定パラメータの理解を参照してください。

  3. 新しい環境設定ファイルを保存します。

    コンピュータの起動時にリモートローダを自動的に起動するには、ファイルを/etc/opt/novell/dirxml/jremoteディレクトリに保存します。

  4. コマンドプロンプトを開きます。

  5. プロンプトで「-config filename」と入力します。filenameには新しい環境設定ファイルの名前を指定します。次に例を示します。

    dirxml_jremote -config filename