eDirectoryをインストールするコンピュータに管理者ユーザとしてログインします。
インストールディレクトリのSetup.exeプログラムに移動します。デフォルトでは、IDMversion_Win:\products\eDirectory\processor_type\windows\にあります。
Setup.exeプログラムを実行します。
インストールウィザードに表示される手順に従います。
(状況によって実行) NICIまたはNovell Client for Windowsがまだコンピュータにインストールされていない場合、インストールプログラムによって、それらのコンポーネントをインストールするように求めるプロンプトが表示されます。
NICIのインストール後、コンピュータは再起動します。コンピュータの再起動後、識別ボールトのインストールウィザードが開きます。開かない場合は、Setup.exeプログラムを実行します。
識別ボールトのインストールプログラムで、次の考慮事項を確認しながら、ウィザードの手順を完了します。
(オプション)識別ボールトサーバでIPv6アドレスを使用するには、[IPV6の初期設定]の下の[IPV6を有効にする]をクリックします。
メモ:NetIQでは、このオプションを有効にすることをお勧めします。インストール後にIPv6アドレス指定を有効にするには、セットアッププログラムを再度実行する必要があります。
HTTPスタックのポートは、NetIQ iManagerで使用しているか、使用予定のHTTPスタックのポートとは別のポートを指定してください。詳細については、『iManager Administration Guide』を参照してください。
(状況によって実行) eDirectoryがインストールされる前にホストサーバにロードされているサービスがポート636を使用している場合は、SSL/TLSに別のポートを指定する必要があります。
(オプション)平文パスワードおよびその他のデータの使用を禁止するには、LDAPポートの指定時に[パスワードとの単純バインドにTLSを必要とする]を選択します。詳細については、セクション 8.5, 識別ボールトと通信するためのLDAPの使用を参照してください。
NetIQ Module Authentication Service (NMAS)用にインストールするログインメソッドを指定します。詳細については、『NetIQ eDirectory管理ガイド』の「ログインおよびポストログインメソッドとシーケンスを管理する」を参照してください。
NetIQ SecreStore (ss)をインストールして設定する必要があります。詳細については、セクション 12.1.2, アイデンティティボールトスキーマへのSecretStoreの追加を参照してください。
ウィザードの指示に従って、識別ボールトのインストールを完了します。
VLV (Virtual List View)およびSSS (Server Side Sort)コントロールを使用してLDAP検索をサポートするには、アイデンティティボールトにHotfix 2を適用します。詳細については、セクション 11.0, アイデンティティボールトへのHotfix 2の適用を参照してください。
NMASログインメソッドを使用するには、各クライアントワークステーションにNMASクライアントソフトウェアをインストールします。詳細については、『NetIQ eDirectory管理ガイド』のNMAS Considerationsを参照してください。
(オプション)ウイルス対策またはバックアップソフトウェアプロセスから、eDirectoryサーバ上のDIBディレクトリを除外します。DIBディレクトリのバックアップは、eDirectoryバックアップツールを使って行えます。eDirectoryのバックアップの詳細については、『NetIQ eDirectory管理ガイド』の「NetIQ eDirectoryのバックアップと復元」を参照してください。