38.1 ユーザアプリケーションドライバの作成

ユーザアプリケーションドライバはランタイムコンポーネントとしてだけでなく、ディレクトリオブジェクト(ユーザアプリケーションのランタイムの生成物で構成される)のストレージラッパーとしても動作します。アプリケーション固有の環境設定データを保存する役割もあります。また、識別ボールトで重要なデータ値が変更されると、ディレクトリ抽象化レイヤに通知します。この通知により、ディレクトリ抽象化レイヤがそのキャッシュを更新します。

  1. Designerでプロジェクトを開きます。

  2. [モデラー]>[プロビジョニング]ビューで、パレットから[ユーザアプリケーション]を選択します。

  3. [ユーザアプリケーション]のアイコンを[モデラー]ビュー上にドラッグします。

  4. ドライバ環境設定ファイルウィザードで、[User Application Base (ユーザアプリケーションベース)]を選択し、[次へ]をクリックします。

  5. さまざまな追加パッケージのインストールを確認するプロンプトで[OK]をクリックします。

  6. (オプション)ドライバの名前を指定します。

    [次へ]をクリックします。

  7. 接続パラメータウィンドウで、ユーザアプリケーション管理者のIDとパスワードを指定します。

  8. ユーザアプリケーションサーバのホストとポートを指定します。

  9. ユーザアプリケーションサーバのアプリケーションコンテキストを指定します。

  10. (オプション)プロビジョニング管理者が代理として指名されている別のユーザ名でワークフローを開始できるようにするには、[Allow Initiator Override (イニシエータの無効化を許可)]に対して[はい]を選択します。

  11. インストールタスクの確認ウィンドウで、終了をクリックします。