25.0 Identity Managerオブジェクトの点検

オブジェクトインスペクタを使用して、オブジェクトがIdentity Manager関係に参加する方法に関する詳細情報を表示できます。これらの関係には、オブジェクトに関連付けられている接続システム、アイデンティティボールトと接続システム間のデータフローの方法、現在アイデンティティボールトに格納されていて接続システムにある属性値、接続システムドライバ環境設定などが含まれます。

Identity Managerオブジェクトを点検するには、Identity Consoleのメインページから[オブジェクトインスペクタ]オプションをクリックします。点検するオブジェクトの完全識別名を指定するか、[ブラウズ]アイコンをクリックして、希望するオブジェクトをブラウズして、選択します。

[接続システム]セクションには、オブジェクトが関連付けられている各接続システムが一覧表示されます。[オブジェクトインスペクタ]ページでは、次のアクションを実行できます。

  • 関連付けの追加: 接続システムとの新しい関連付けを追加するには、アイコンをクリックします。[統合ドライバオブジェクト]をブラウズして選択し、関連付けられたオブジェクトIDを指定します。

  • 関連付けの削除: 接続システムとの関連付けを削除するには、関連付けの左にあるチェックボックスをオンにして、アイコンをクリックします。すべての関連付けを削除するには、[削除]カラムの下にあるチェックボックスをオンにしてから、アイコンをクリックします。

図 25-1 Identity Managerオブジェクトの点検