2.8 ネットワーク時刻の同期

時刻同期は、ネットワーク全体で一貫したサーバ時刻を維持するためのサービスです。時刻同期は、OpenText eDirectoryではなく、サーバのオペレーティングシステムによって提供されます。OpenText eDirectoryはその内部時刻に基づいてOpenText eDirectoryパケットの正しい順序を維持しますが、その時刻はサーバのオペレーティングシステムから取得されます。

ネットワークでWindowsまたはLinuxを使用する場合は、広く利用されている時刻同期の標準であるNetwork Time Protocol (NTP)を使用してサーバを同期してください。

NTP

NTPは、UDPプロトコルスイートの一部として機能します。UDPプロトコルスイートは、TCP/IPプロトコルスイートの一部として機能します。したがって、NTPを使用するコンピュータには、TCP/IPプロトコルスイートがロードされている必要があります。インターネットへアクセスするネットワーク内のコンピュータは、いずれもインターネット上のNTPサーバから時刻を取得できます。

NTPは、国際時刻標準である協定世界時(UTC)と時刻を同期します。

NTPには、stratum(層)という概念が導入されています。stratum-1サーバには、電波時計または原子時計などの正確な時計が内蔵されています。stratum-2サーバはstratum-1サーバから時刻を取得します。同様に、各層のサーバは1つ前の層のサーバから時刻を取得します。

時刻同期ソフトウェアの詳細については、Network Time ProtocolのWebサイトを参照してください。

2.8.1 Linuxコンピュータで時刻を同期する

NTP (Network Time Protocol)デーモンxntpdを使用すると、Linuxサーバで時刻を同期できます。xntpdとは、インターネット標準時サーバと同期してシステム時刻を設定および保持するオペレーティングシステムデーモンです。

Linuxシステムでのntpdの実行については、「ntpd - Network Time Protocol (NTP) Daemon」を参照してください。

2.8.2 時刻同期を確認する

ツリー内の時刻が同期されているか確認するには、Treeオブジェクトに対して読み書き可能以上の権利を持つ、Tree内のいずれかのサーバから、DSRepairを実行します。

Windows

  1. [スタート]>[設定]>[コントロール パネル]>[OpenText eDirectoryサービス]の順にクリックします。

  2. [dsrepair.dlm]>[開始]の順にクリックします。

  3. [修復]>[時刻同期]の順にクリックします。

Linux

  1. 次のコマンドを実行します。

    ndsrepair -T