10.2 9.2のアップグレードプロセス

ndsconfig upgradeコマンドは、HTTP、LDAP、SNMP、SAS、およびNMASなどのコンポーネントで必要な環境設定をアップグレードするために使用します。eDirectory 8.8 SP1より前のeDirectoryバージョンをeDirectory 9.2にアップグレードすると、eDirectoryデータベースは新しいフォーマットにアップグレードされます。

強制オプションを使ってLinuxのeDirectoryを旧バージョンからアップグレードする

Linuxでは、eDirectory 9.2は、8.8.8以降のバージョンからのアップグレードのみに対応しています。

eDirectoryバージョン8.7.3~8.8.8からアップグレードする場合は、次のいずれかの手順を実行します。

  • 最初にeDirectory 8.8.8にアップグレードし、次にeDirectory9.2にアップグレードする。

または

  • switch -fの強制コマンドを使って、直接アップグレードする。

    このオプションを使用した場合、DIBアップグレードのためのヘルスチェックやディスク容量チェックなど、一部のチェックが実行されません。また、古いRPMが削除され、新しいRPMがインストールされます。

重要:Identity Manager変更ログモジュールがすでにインストールされている場合、eDirectoryを9.2にアップグレードするときに、環境変数NDSD_IGNORE_IDM_CHECKを1に設定する必要があります。次に例を示します。

  • Linuxの場合: NDSD_IGNORE_IDM_CHECK=1 ./nds-install

  • Windowsの場合: setup.exeを実行する前にNDSD_IGNORE_IDM_CHECKをtrueに設定します。