この方法は、サポートされているeDirectory 9.2バージョンへのオペレーティングシステムのアップグレードパスが存在しないシナリオで使われます。
たとえば、SLES 10にeDirectory 8.8がインストールされている場合です。SLES 10を使用する顧客がSLES 12上のeDirectory 9.2にアップグレードしようとすると、SLES 10からSLES 12へのアップグレードパスがありません。
eDirectory 9.2へマイグレートするには、次の手順を実行します。
eDirectoryサーバを停止します。
次のeDirectory 8.8ファイルのバックアップを作成します。
dibディレクトリ
nds.rfl ディレクトリ(デフォルトでは、このディレクトリはdibディレクトリの下にあります)
nds.confファイル
NICIユーザディレクトリ(ルートユーザの場合は、/var/opt/novell/nici/0で見つかったディレクトリがNICIユーザディレクトリになります)
ログファイル
オペレーティングシステムをインストールします。.
サーバにeDirectory 9.2をインストールします(新規インストール)。
NICIユーザディレクトリを/var/opt/novellに復元します。
NICIユーザディレクトリの詳細については、『NICI Administration Guide (NICI管理ガイド)』の「Configuring the Settings for NICI User Directory (NICIユーザディレクトリを設定する)」を参照してください。
dibディレクトリおよびnds.rflディレクトリを復元します。
nds.confをユーザ指定の場所に復元します。
/etc/opt/novell/eDirectory/conf/.edir/instances.0を編集し、nds.confファイルの絶対パスを記述します。
nds.confファイルを編集して、次を追加します。
n4u.nds.dir=_file_location n4u.server.libdir=/opt/novell/eDirectory/lib n4u.server.vardir=var_directory n4u.server.configdir=/etc/opt/novell/eDirectory/conf http.server.module-base=http_server_module_base_directory
次のようにパスを設定します。
/opt/novell/eDirectory/bin/ndspathユーティリティを使用します。
パスを設定した後、ndsconfig upgradeを実行します。