2.1 システム要件

eDirectoryは、最小要件として以下のいずれかの64ビットのプラットフォームにインストールする必要があります。

  • メモリ

    • eDirectoryサーバをインストールするための300MBの空きディスク容量

    • 50,000ユーザごとに150MBの空きディスク容量

  • 仮想化システム

    • VMware ESXi

  • 次のいずれかのオペレーティングシステムが必要です。

    次の表は、アイデンティティボールトが動作可能な、認定済みサーバオペレーティングシステムおよびサポートされているサーバオペレーティングシステムのリストを示しています。

    重要:認定済みとは、完全にテストされてサポートされているオペレーティングシステムを意味します。ただし、サポートされているオペレーティングシステムとして一覧表示されている場合は、まだテストされていないが、機能することが想定されていることを意味します。

    認定済みサーバオペレーティングシステムのバージョン

    サポートされているオペレーティングシステム

    備考

    SUSE Linux Enterprise Server 12 (SLES) SP3およびSP4

    新しいバージョンのサポートパックでサポート

    システム要件に関する最新情報については、『リリースノート』を参照してください。

    SUSE Linux Enterprise Server 15およびSLES 15 SP1

    新しいバージョンのサポートパックでサポート

    システム要件に関する最新情報については、『リリースノート』を参照してください。

    メモ:SLES 15 でndstraceおよびldif2dibユーティリティを使用するには、SLES 15リポジトリからncursesのバージョン5をインストールします。

    Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 7.6、7.7

    新しいバージョンのサポートパックでサポート

    システム要件に関する最新情報については、『リリースノート』を参照してください。

    メモ:eDirectory 9.0 SP4以降では、RHEL 7.xでの非ルートインストールがサポートされています。

    RHEL 8.0

    新しいバージョンのサポートパックでサポート

    システム要件に関する最新情報については、『リリースノート』を参照してください。

    メモ:

    • RHEL 8でndstraceおよびldif2dibユーティリティを使用するには、RHEL 8リポジトリからncursesのバージョン5をインストールします。

    • RHEL 8では、SELinuxをpermissiveモードに設定する必要があります。

実行しているSUSE Linuxのバージョンを調べるには、/etc/os-releaseファイルを確認します。

Red Hatシステムに、Red Hat Errataから配布されている最新のglibcパッチ(32ビットと64ビットの両方)が適用されていることを確認してください。glibcライブラリのバージョンは2.4以上である必要があります。

メモ:Bツリーファイルシステム(BTRFS)はeDirectoryでサポートされていません。

eDirectoryのバージョンの確認

eDirectoryのバージョンを確認するには、次のいずれかの手順を実行します。

  • ndsstatを実行する。

    ndsstatユーティリティにより、eDirectoryツリー名、完全に識別されたサーバ名、およびeDirectoryバージョンなど、eDirectoryサーバに関連する情報が表示されます。次の例のeDirectory 9.2は製品バージョン(マーケティング文字列)を示し、40201.12はバイナリバージョン(内部ビルド番号)を示します。

    osg-dt-srv17:/>ndsstat
    Tree Name: SNMP-HPUX-RASH
    Server Name: .CN=osg-dt-srv17.O=novell.T=SNMP-HPUX-RASH.
    Binary Version: 40201.12 
    Root Most Entry Depth: 0
    Product Version: eDirectory for Linux x86_64 v9.2 [DS]

    ndsstatの実行方法の詳細については、『NetIQ eDirectory管理ガイド』の「NetIQ eDirectory用のLinuxコマンドとそれらの使用法」またはndsstatのマニュアルページ(ndsstat.1m)を参照してください。

  • ndsd --versionを実行する。

    ndsdの実行方法の詳細については、『NetIQ eDirectory管理ガイド』の「NetIQ eDirectory用のLinuxコマンドとそれらの使用法」またはndsdのマニュアルページ(ndsd.1m)を参照してください。

  • iMonitorを実行する。

    エージェントの概要ページで[認識サーバ]をクリックします。次に、[データベースで認識されているサーバ]の下にある[認識サーバ]をクリックします。[エージェントリビジョン]カラムに各サーバの内部ビルド番号が表示されます。たとえば、NetIQ eDirectory 9.2のエージェントリビジョン番号は40002.79などです。

    iMonitorの実行の詳細については、『NetIQ eDirectory管理ガイド』の「iMonitorへのアクセス」を参照してください。

  • rpm -qi NDSservを実行する。

    このコマンドを入力すると、ndsd --versionに似た情報が表示されます。