27.1 eDirectory向けのRESTサービスのインストールを計画する

このセクションでは、RESTサービスをインストールする前のセットアップの準備について説明します。RESTをインストールおよび設定するには、次のタスクを実行する必要があります。

  • サーバ証明書を.pfx形式で取得してください。外部認証局またはiManagerが生成したサーバ証明書を使用できます。たとえば、iManagerを使用してkeys.pfxのサーバ証明書を生成できます。詳細については、サーバ証明書オブジェクトを作成するを参照してください。

  • 認証局証明書ファイルを.pem形式で取得してください。たとえば、eDirectory認証局証明書(SSCert.pem)を使用できます。

  • (省略可能) RESTサービスをインストールする前に、OSPをインストールして設定します。詳細については、「Creating OSP Container」を参照してください。

  • 次の環境設定パラメータを使用して、環境設定ファイルを作成します。たとえば、edirapi.confファイルを作成します。環境設定ファイルの値は、要件に応じて変更できます。

    listen = ":9000"
    ldapserver = "192.168.1.1:636"
    ldapuser = "cn=admin,o=novell"
    pfxpassword = "novell"
    ldappassword = "novell"
    osp-token-endpoint = "https://10.10.10.10:8543/osp/a/idm/auth/oauth2/getattributes"
    osp-authorize-url = "https://10.10.10.10:8543/osp/a/idm/auth/oauth2/grant"
    osp-logout-url = "http://10.10.10.10:8543/osp/a/idm/auth/app/logout"
    osp-redirect-url = "https://10.10.10.10:9000/eDirAPI/v1/edirtree/authcoderedirect"
    osp-client-id = "edirapi"
    ospclientpass = "novell"
    ospcert = "/etc/opt/novell/eDirAPI/conf/ssl/trustedcert/SSCert.pem"
    bcert = "/etc/opt/novell/eDirAPI/conf/ssl/trustedcert/SSCert.pem"
    loglevel = "error"
    check-origin = "true"
    origin = "https://10.10.10.10:9000,https://192.168.1.1:9000"
    enableaudit = "true"
    enableservicestartaudit = "true"
    enableservicestopaudit = "true"
    enablelogsessioncreationaudit = "true"
    enablelogsessionterminationaudit = "true"
    auditlogmaxsize = "50 MB"
    edirapilogmaxsize = "50 MB"
    scope = "ism"

    表 27-1 環境設定ファイル内の環境設定パラメータの説明

    環境設定パラメータ

    説明

    listen

    コンテナ内のRESTサーバの待ち受けポートとして9000を指定します。

    ldapserver

    eDirectoryホストサーバのIPを指定します

    ldapuser

    eDirectoryツリーの管理者権限を持つユーザのユーザ名を指定します

    pfxpassword

    .pfx証明書ファイルのパスワードを指定します

    ldappassword

    LDAPサーバのパスワードを指定します

    osp-token-endpoint

    このURLは、OSPサーバから特定の属性をフェッチして、認証トークンの有効性を検証するために使用します

    osp-authorize-url

    このURLは、ユーザが認証トークンを取得するために資格情報を提供する際に使用します

    osp-logout-url

    このURLを使用して、ユーザとOSPサーバ間のセッションを終了します

    osp-redirect-url

    OSPサーバは、認証トークンを付与した後、ユーザをこのURLにリダイレクトします

    osp-client-id

    Identity ConsoleをOSPに登録したときに提供されたOSPクライアントIDを指定します

    ospclientpass

    Identity ConsoleをOSPに登録したときに提供されたOSPクライアントパスワードを指定します

    ospcert

    OSPサーバの認証局証明書の場所を指定します

    bcert

    RESTサーバの認証局証明書の場所を指定します

    loglevel

    ログファイルに含めたいレベルのみを指定します。Debug、Error、Panicなど。

    check-origin

    これがtrueに設定されている場合、Identity Consoleサーバは、要求のオリジン値を比較します。使用可能なオプションは、trueまたはfalseのいずれかです。

    origin

    check-originがtrueに設定されている場合、Identity Consoleは要求のオリジン値をこのフィールドに指定された値と比較します。

    enableaudit

    RESTサービスの監査を有効にするには、このオプションをtrueに設定します。使用可能なオプションは、trueまたはfalseのいずれかです。

    enableservicestartaudit

    このオプションをtrueに設定すると、RESTサービスの開始イベントが通知されます。使用可能なオプションは、trueまたはfalseのいずれかです。

    enableservicestopaudit

    このオプションをtrueに設定すると、RESTサービスの停止イベントが通知されます。使用可能なオプションは、trueまたはfalseのいずれかです。

    enablelogsessioncreationaudit

    このオプションをtrueに設定すると、RESTサービスのセッション作成イベントが通知されます。使用可能なオプションは、trueまたはfalseのいずれかです。

    enablelogsessionterminationaudit

    このオプションをtrueに設定すると、RESTサービスのセッション終了イベントが通知されます。使用可能なオプションは、trueまたはfalseのいずれかです。

    auditlogmaxsize

    それぞれのRESTサービスの監査ログファイルサイズの最大限度を指定します。デフォルトでは、ファイルサイズは50MBです。

    edirapilogmaxsize

    それぞれのRESTサーバのログファイルサイズの最大限度を指定します。

    scope

    RESTサーバがOAuth用語で言うところのリソースサーバとして使用されている場合は、そのスコープを指定します。デフォルトでは、edirapi <tree_name>に設定されています。

重要:

  • OSP関連の環境設定パラメータは、OSPとRESTサービスを統合する計画の場合にのみ使用してください。

  • RESTサービスの監査を有効にするには、環境設定ファイルに監査関連パラメータを設定する必要があります。

  • OSP HTTPS URLは、2048ビットキーが含まれている証明書を使用して検証する必要があります。この検証は、4096または8192ビットキーが含まれている証明書では失敗します。