J.13 NMASのトラブルシューティング

NMASのエラーコード

NMASの全エラーコードの一覧は、NMAS NDKにあります。

ログインメソッドおよびログインシーケンスの問題

  • 各製品でNMASログインメソッドを正しく使用するには、eDirectoryパーティション内の少なくとも1つのNMASサーバが、NMASを使用する予定のユーザオブジェクトの読み込み/書き込みレプリカを保持する必要があります。

  • ログインメソッドまたはポストログインメソッドによっては、それらがアクティブにされた場合に最初の[パスワード]フィールドを使用しないものもあります。パスワードを入力するためのプロンプトが表示されたら、[パスワード]フィールドを無視してプロンプトを閉じることができます。

  • Novell Clientが[パスワード]フィールドを表示するように設定されている(デフォルト設定)場合、簡易パスワードやNDSパスワードなどの2つのパスワードメソッドは、ANDシーケンスで使用することができません。

管理に関する問題

  • 段階的認証のユーザに対しては、明示的な権限を与える必要があります。継承された権限は機能しません。たとえば、管理者のスーパバイザ権は[ルート]コンテナで定義されます。管理者の権限は、ボリュームオブジェクトでは定義されません。管理者がボリュームのセキュリティラベルを「Logged In」から他のセキュリティラベルに変更した場合、管理者は適切な権限を取得できません。管理者は、ボリューム、ディレクトリ、またはボリュームのファイルに対して明示的な権限を割り当てる必要があります。

  • ユニバーサルパスワードが有効になっている場合に、簡易パスワードを設定しようとすると、-1697エラーメッセージが返されます。

  • DSBackup (ndsbackup)、DSRepair (ndsrepair)、DSMerge (ndsmerge)などのeDirectoryユーティリティでは、NDSパスワードのみで動作しますが、NMASの簡易パスワードでは動作しません。eDirectory 9.0では、ユニバーサルパスワードを使用します。

    ユニバーサルパスワードの詳細については、『NetIQ Password Management 3.3.2 Administration Guide (NetIQ Password Management 3.3.2管理ガイド)』を参照してください。

  • ラベルを作成または名前変更する際に、[OK]をクリックするか、またはタブを切り替えると、[Save Changes made for Labels?]プロンプトに[いいえ]と応答した場合でも、常にそのラベルは作成または名前変更されます。変更をキャンセルする場合は、[キャンセル]ボタンをクリックする必要があります。ラベルが作成されると、そのラベルを削除することはできません。ただし、使用しないための名前(Unused_x)などに名前を変更することができます。

  • NMASに対してXDAS監査を使用すると、次のイベントのDN形式はLDAP表記では生成されません。

    • 00290035 SASLメカニズムの結果

    • 00290061 Set Loginの設定

    • 00290062 Get Loginの設定

    • 00290064 Set Loginのシークレット

    メモ:lscファイルで示されているように、ID (00290035、00290061など)はNMASイベントIDを指定します。NMASイベントIDは、XDAS形式のsubEventフィールドの一部です。

Linuxでどのメソッドを使用してもログインできない

NMASをインストールおよび設定した後で、eDirectoryサーバを再起動します。

メソッドの以前のインスタンスをアンインストールしてからメソッドを再インストールした後で、eDirectoryサーバを再起動します。

ICEユーティリティを使用して追加したユーザが、簡易パスワードを使用してログインできないLinuxで

NetIQインポート/エクスポート変換ユーティリティを使用して簡易パスワードを使用するユーザを追加する場合は、-lオプションを使用します。

WindowsマシンでSLP_NETWORK_ERROR(-23)が発生する

サービスロケーションプロトコル(SLP)クエリは、DHCPアドレスを持つ仮想マシン、またはSLPがブロードキャストされない物理マシンもしくは仮想マシンで-23 SLP_NETWORK_ERRORを返します。

次のいずれかの方法で、ネットワークにディレクトリエージェントを設定することにより、このSLPエラーを回避することができます。

  1. C:\Windows\System32\Novell\eDir\OpenSLP\slp.confファイルをc:\Windows\ディレクトリにコピーします。

  2. テキストエディタでslp.confファイルを開いて、次の行を変更します。

    ;net.slp.DAAddresses = myDay1,myDa2,myDa3 

    変更後:

    net.slp.DAAddresses = <Give your DA Address> 
  3. 変更内容を保存し、ファイルを閉じます。

または

  1. C:\Windows\System32\Novell\eDir\OpenSLP\slp.confファイルをc:\Windows\ディレクトリにコピーします。

  2. テキストエディタでslp.confファイルを開いて、次の行を変更します。

     ;net.slp.isDA = true 

    変更後:

    net.slp.isDA = true 
  3. 変更内容を保存し、ファイルを閉じます。

WindowsでeDirectoryのインストール時に誤ったインストール先パスがインストール先パスのフィールドに表示される

eDirectoryのインストール時に、デフォルトのインストール場所を受け入れるのではなく、[ブラウズ]アイコンをクリックして別の場所を選択してから、フォルダを選択せずに[ブラウズ]ダイアログを閉じた場合、誤ったインストール先パスが[インストール先パス]フィールドに表示されます。この問題は、eDirectoryをWindows Server 2012 Standard Edition (64ビット)およびWindows Server 2012 R2 (64ビット)にインストール中にのみ発生します。

この問題を回避するには、パスを所要の場所に手動で変更してください。

SLPがWindowsで正しく設定されていない場合、サーバの追加が失敗する

SPLDがすでにインストールされていて実行中であると、サーバをツリーに追加するときに(現在のツリーをブラウズする必要があります)、eDirectoryのインストールが失敗します。Windowsは[launch.exe died]というメッセージを表示します。

eDirectoryを正常にインストールするには、システムをリブートせずに次の手順を実行します。

  1. サービスロケーションプロトコルサービスを停止します。

  2. C:\Windows\slp.confファイルを削除します。

  3. C:\Windows\System32\Novell\eDir\OpenSLPフォルダを削除します。

  4. Registry HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\slpdからSLPDサーバのレジストリキーを削除します。

  5. 管理者の役割で再度セットアップを実行します。