13.0 LDAP Services for NetIQ eDirectoryについて

LDAP (Lightweight Directory Access Protocol)は、クライアントアプリケーションでディレクトリ情報にアクセスするためのインターネット通信プロトコルです。LDAPは、X.500 DAP (Directory Access Protocol)に基づいていますが、従来のクライアントほど複雑ではなく、X.500標準に基づくその他のディレクトリサービスと同時に使用することができます。

一般に、LDAPは最も単純なディレクトリアクセスプロトコルとして使用されます。

NetIQ eDirectory用のLDAP (Lightweight Directory Access Protocol)サービスは、LDAPクライアントからeDirectoryに保存されている情報にアクセスするためのサーバアプリケーションです。

LDAPサービスには、LDAPを通じて利用できる次のようなeDirectory機能が含まれます。

  • プロビジョニング

  • アカウント管理

  • 認証

  • 権限付与

  • 識別情報管理

  • 通知

  • レポーティング

  • 認定

  • セグメンテーション

クライアントごとに異なるディレクトリアクセスレベルを設定して、ディレクトリにアクセスするための安全な接続を確立できます。このセキュリティメカニズムを利用すると、一般に公開するディレクトリ情報、組織内で利用する情報、および特定のグループまたは個人だけが利用できる情報を区別して管理できます。

各LDAPクライアントで利用できるディレクトリ機能は、LDAPクライアントおよびLDAPサーバに組み込まれた機能により異なります。たとえば、LDAP Services for eDirectoryを利用すると、LDAPクライアントはeDirectoryデータベース内のデータを読み書きできます。ただし、これにはLDAPクライアントに必要な許可が与えられている必要があります。クライアントは、ディレクトリデータの読み書きが許可される場合と、読み込みしか許可されない場合があります。

一般的なクライアント機能を利用すると、クライアントから次のような処理を実行できます。

  • 電子メールアドレスや電話番号など、特定の個人についての情報を検索する。

  • 特定の姓または特定の文字で始まる姓を持つすべての個人の情報を検索する。

  • 任意のeDirectoryオブジェクトまたはエントリについての情報を検索する。

  • 氏名、電子メールアドレス、勤務先電話番号、および自宅電話番号を取得する。

  • 会社名および市町村名を取得する。

以降のセクションで、LDAP Services for eDirectoryについて説明します。

LDAPの詳細については、次のWebサイトを参照してください。