NMAS (NetIQモジュラー認証サービス)は、NetIQ eDirectoryツリー全体に適用されるポリシーに依存しています。eDirectoryツリーは、実際にはセキュリティドメインとして機能します。セキュリティポリシーは、ツリー内のすべてのサーバで使用できる必要があります。
NMASには、eDirectoryツリーの[ルート]から作成された、セキュリティコンテナ内の認証ポリシーとログイン方式の設定データが格納されます。この情報は、NMASを使用可能なすべてのサーバで読み込みアクセスできる必要があります。セキュリティコンテナの目的は、ログイン、認証、キー管理などのセキュリティプロパティに関するグローバルポリシーを保持することです。
NMASにより、独立したパーティションとしてセキュリティコンテナを作成し、作成したコンテナを広い範囲で複製することを推奨します。このパーティションは、ツリー内の信頼性の高い複数のサーバでのみ、読み書き可能なパーティションとして複製することをお勧めします。
メモ:セキュリティコンテナはグローバルポリシーを格納しており、サーバではeDirectoryツリーに指定したセキュリティポリシー全般が変更される可能性があるため、書き込み可能なレプリカを配置するサーバを選択する場合には注意が必要です。NMASを使用してユーザがログインするには、ユーザオブジェクトのレプリカがNMASサーバ上に存在する必要があります。