12.4 eDirectoryのアンインストールに関する注意

eDirectoryをアンインストールし、再インストールする場合、eDirectoryサーバからネットワーク内の他のサーバにアクセスすることはできません。レプリカがeDirectoryサーバ内に存在するパーティションに対して、同期化や破損通知など、分散型操作を実行することはできません。この状態がしばらく続く場合、すべてのサーバやサーバ上で実行されている処理が影響を受けることがあります。

eDirectoryの新しいバージョンをアンインストールして、以前のバージョンをインストールすることはしないでください。これには次の理由があります。

  • スキーマ関連のアップグレードは元に戻りません。

  • DIBを新しいバージョンにアップグレードされている場合、eDirectoryが機能しないことがあります。

  • nds.confを除き、既存の環境設定ファイルがすべて削除されます。

ただし、eDirectoryの新しいバージョンをアンインストールし、以前のバージョンをインストールする場合、以下の点を考慮してください。

  • DIBを新しいバージョンにアップグレードします。DIBをアップグレードしないと、eDirectoryは機能しないことがあります。

  • nds.confを除く既存の環境設定ファイルをバックアップし、eDirectoryを再インストールしたときに復元します。

  • スキーマ関連のアップグレードは元に戻りません。