NetIQ eDirectory管理ツールボックス(eMBox)を使用すると、サーバ上でもリモートでもeDirectoryのバックエンドユーティリティすべてにアクセスできます。
eMBoxをNetIQ iManagerとあわせて使用すると、DSRepair、DSMerge、バックアップと復元、サービスマネージャなどのeDirectoryユーティリティにWebベースでアクセスできます。
重要:eMBoxタスクを実行するには、iManagerを使用して、管理するツリーに役割ベースサービスを設定する必要があります。
すべての機能は、ローカルサーバまたはリモートのいずれからでもコマンドラインクライアントを通じて使用できます。eMBoxクライアントを使用して、1つのサーバまたはワークステーションから複数のサーバに対するタスクを実行できます。バックアップ、DSRepair、DSMerge、スキーマの操作、およびeDirectory Service ManagerなどのすべてのeMTool(eDirectory Management Tool)を実行するには、eDirectoryサーバにeMBoxがロードされ、実行されている必要があります。
コマンドserviceStop -n{service}を実行しているときに、{service}がサービス(libsasl.so、libncpengine.so、libhttpstk.so、またはlibdsloader.so)の1つである場合は、次のエラーが起こります。
Service {service} could not be stopped, Error : -660
これはエラーではありません。この進行(具体的にはlibsasl.so、libncpengine.so、libhttpstk.so、およびlibdsloader.so)は、他のモジュールがこれらに依存しているため、止めることはできません。
デフォルトの場所にロールフォワードログがある場合、DSBKまたはeMBoxクライアントを使用して復元操作を実行すると-6020エラーになります。このエラーを回避するには、restoreコマンドに-sスイッチを指定する必要があります。
2台以上のサーバが含まれるツリーでは、移動したオブジェクトの削除に失敗する場合があります(エラー: 637)。
dynamicgroupというObject Class属性を持つダイナミックグループオブジェクトを他のコンテナに移動すると、ダイナミックグループが機能しなくなります。移動後、ダイナミックメンバーにクエリおよび検索を実行しても機能しません。
eMBoxからネットワークアドレスを修復しているとき、eMBoxが修復用の最新フィックスで更新されていないと、次のエラーが発生します。
エラー: このサーバのネットアドレスが見つかりませんでした。エラー: 11004
エラー: 接続できませんでした。エラー: 11004
Red Hat Linuxでフランス語のマニュアルページを参照するには、次のようにエクスポートします。
export MANPATH=/opt/novell/man/frutf8:/opt/novell/eDirectory/man/frutf8
2台以上のサーバが含まれるツリーでは、移動したオブジェクトの削除に失敗する場合があります(エラー: 637)。
eDirectoryでは、iManagerからログアウトしたときに、ログアウトイベントが生成されません。これは、eDirectoryのクライアントに存在する技術上の制限によるものです。
アプリケーションの監査では、NWDS APIを使用してログアウトイベントを受信できます。 LDAPを使用するアプリケーションでは、バインド解除イベントでログアウトを監視できます。
TIMEおよびTAGSのタグが有効であるように表示されますが(下線表示)、デフォルトでは有効ではありません。TERMをLinuxターミナルからVT100またはxtermに設定すると、これらのタグが有効であるように表示されます(下線表示)。この問題は、dttermなどの他のターミナルでは発生しません。
eMBoxでは、eMBoxクライアントおよびiManagerを使用してロールフォワードディレクトリを設定するときに2バイト文字が処理されません。処理するには、DSBKを使用します。