LDAPオブジェクトの設定を行う前に、LDAPサーバがロードされ、動作していることを確認します。この画面では、LDAPサーバがロードされているか確認する方法を説明します。サーバが動作しているか確認するには、「セクション 14.3, LDAPサーバが実行されているか確認する」を参照してください。
Windowsサーバで、ndscons.exeを開きます。
[スタート]>[設定]>[コントロール パネル]>[NetIQ eDirectoryサービス]の順にクリックします。
[サービス]タブで、[nldap.dlm]までスクロールし、[ステータス]カラムを表示します。
カラムに[稼働中]と表示されます。
NetIQ iManagerを使用することもできます。
[役割およびタスク]ボタン をクリックします。
[eDirectoryの保守]>[サービスマネージャ]の順にクリックします。
接続、サーバ、DNS名、またはIPアドレスを選択し、[OK]をクリックします。
パスワードを入力し、[OK]をクリックします。
[LDAP Agent for NetIQ eDirectory 9.0]をクリックします。
[モジュール情報]セクションの[ファイル名]フィールドにnldap.nlmと表示されます。
LDAPサーバが実行されていることを確認するには、次のコマンドを実行します。
ndstrace -c modules | grep nldap
LDAPサーバがロードされていないか、実行されていない場合、nldapモジュールがロードされていないことを示すエラーが表示されます。
次のオプションを使用することもできます。
LDAPサーバが実行されておりSSLポートをリスンしているかどうかを確認するには、nldap -sコマンドを実行します。
LDAPサーバが実行されておりTCLポートをリスンしているかどうかを確認するには、nldap -cコマンドを実行します。
これらはエラーなしで実行されている、eDirectoryのすべてのインスタンスを表示します。LDAPサーバがロードされておらず、いずれのポートもリスンしていない場合、上記のコマンドはエラー-255(LDAPサーバが実行されていることを確認する)を表示します。