14.2 LDAPサーバがロードされているか確認する

LDAPオブジェクトの設定を行う前に、LDAPサーバがロードされ、動作していることを確認します。この画面では、LDAPサーバがロードされているか確認する方法を説明します。サーバが動作しているか確認するには、「セクション 14.3, LDAPサーバが実行されているか確認する」を参照してください。

Windowsの場合

  1. Windowsサーバで、ndscons.exeを開きます。

    スタート]>[設定]>[コントロール パネル]>[NetIQ eDirectoryサービス]の順にクリックします。

  2. サービス]タブで、[nldap.dlm]までスクロールし、[ステータス]カラムを表示します。

    カラムに[稼働中]と表示されます。

NetIQ iManagerを使用することもできます。

  1. 役割およびタスク]ボタン [役割およびタスク]ボタンをクリックします。

  2. eDirectoryの保守]>[サービスマネージャ]の順にクリックします。

  3. 接続、サーバ、DNS名、またはIPアドレスを選択し、[OK]をクリックします。

  4. パスワードを入力し、[OK]をクリックします。

  5. LDAP Agent for NetIQ eDirectory 9.0]をクリックします。

    [モジュール情報]セクションの[ファイル名]フィールドにnldap.nlmと表示されます。

Linuxの場合

LDAPサーバが実行されていることを確認するには、次のコマンドを実行します。

ndstrace -c modules | grep nldap

LDAPサーバがロードされていないか、実行されていない場合、nldapモジュールがロードされていないことを示すエラーが表示されます。

次のオプションを使用することもできます。

  • LDAPサーバが実行されておりSSLポートをリスンしているかどうかを確認するには、nldap -sコマンドを実行します。

  • LDAPサーバが実行されておりTCLポートをリスンしているかどうかを確認するには、nldap -cコマンドを実行します。

これらはエラーなしで実行されている、eDirectoryのすべてのインスタンスを表示します。LDAPサーバがロードされておらず、いずれのポートもリスンしていない場合、上記のコマンドはエラー-255(LDAPサーバが実行されていることを確認する)を表示します。