7.2 オペテーティングシステムをアップグレードしないでeDirectory 8.8 SP8へマイグレーションする

この方法は、サポートされているeDirectory 8.8 SP8バージョンへのオペレーティングシステムのアップグレードパスが存在しないシナリオで使われます。

たとえば、SLES 9にeDirectory 8.7.3.xがインストールされている場合です。ELES9を使用しているユーザが、eDirectory 8.8 SP8へのアップグレードすることを望んでいます。eDirectory 8.8 SP8はSLES11でサポートされていますが、SLES9からSLES11へのアップグレードパスがありません。

eDirectory 8.8 SP8へ移行するには、次の手順を実行します。

  1. eDirectoryサーバを停止します。

  2. 次のeDirectory 8.7.3.xファイルのバックアップを作成します。

    • dibディレクトリ

    • nds.rfl ディレクトリ(デフォルトでは、このディレクトリはdibディレクトリの下にあります)

    • nds.confファイル

    • niciディレクトリ

    • ログファイル

  3. オペレーティングシステムをインストールします。

  4. niciディレクトリを/var/novellから削除し、niciディレクトリを/var/opt/novellに復元します。

  5. /var/novell/niciが/var/opt/novell/niciをポイントしていることを確認します。

  6. eDirectory 8.8 SP8をサーバにインストールします(新規インストール)。

  7. dibディレクトリおよびnds.rflディレクトリを復元します。

  8. nds.confをユーザ指定の場所に復元します。

  9. /etc/opt/novell/eDirectory/conf/.edir/instances.0を編集し、nds.confファイルの絶対パスを記述します。

  10. nds.confファイルを編集して、次を追加します。

    n4u.nds.dir=_file_location
    n4u.server.libdir=/opt/novell/eDirectory/lib
    n4u.server.vardir=var_directory
    n4u.server.configdir=/etc/opt/novell/eDirectory/conf
    http.server.module-base=http_server_module_base_directory
    
  11. 次のようにパスを設定します。

    /opt/novell/eDirectory/bin/ndspathユーティリティを使用します。

  12. パスを設定した後、ndsconfig upgradeを実行します。