この方法は、サポートされているeDirectory 8.8 SP8バージョンへのオペレーティングシステムのアップグレードパスが存在しないシナリオで使われます。
たとえば、SLES 9にeDirectory 8.7.3.がインストールされている場合です。ELES9を使用しているユーザが、eDirectory 8.8 SP8へのアップグレードすることを望んでいます。eDirectory 8.8 SP8はSLES11でサポートされていますが、SLES9からSLES11へのアップグレードパスがありません。
eDirectory 8.8 SP8へ移行するには、次の手順を実行します。
eDirectoryサーバを停止します。
次のeDirectory 8.7.3.xファイルのバックアップを作成します。
dibディレクトリ
nds.rfl ディレクトリ(デフォルトでは、このディレクトリはdibディレクトリの下にあります)
nds.confファイル
niciディレクトリ
ログファイル
オペレーティングシステムをインストールします。
niciディレクトリを/var/novellから削除し、niciディレクトリを/var/opt/novellに復元します。
/var/novell/niciが/var/opt/novell/niciをポイントしていることを確認します。
eDirectory 8.8 SP8をサーバにインストールします(新規インストール)。
dibディレクトリおよびnds.rflディレクトリを復元します。
nds.confをユーザ指定の場所に復元します。
/etc/opt/novell/eDirectory/conf/.edir/instances.0を編集し、nds.confファイルの絶対パスを記述します。
nds.confファイルを編集して、次を追加します。
n4u.nds.dir=_file_location n4u.server.libdir=/opt/novell/eDirectory/lib n4u.server.vardir=var_directory n4u.server.configdir=/etc/opt/novell/eDirectory/conf http.server.module-base=http_server_module_base_directory
次のようにパスを設定します。
/opt/novell/eDirectory/bin/ndspathユーティリティを使用します。
パスを設定した後、ndsconfig upgradeを実行します。