Linuxプラットフォームで、eDirectoryはデフォルトのメモリアロケータとしてGoogle malloc (libtcmalloc)を使用します。
メモリ破損の問題をトラッキングするには、ndsd起動スクリプトにMALLOC_CHECK_環境変数を設定します。起動スクリプトはこの変数が設定されているか確認します。設定されている場合は、デフォルトシステムのmallocが使用され、設定されていない場合は、libtcmallocがロードされます。
MALLOC_CHECK_が0に設定されている場合、検出されたヒープ破損は無視されて通知されません。
MALLOC_CHECK_が2に設定されている場合、直ちに中止が呼び出されます。
このおかげで、メモリ破損の本当の原因を早い段階で特定することができます。さもなければ、原因を後で追求することは難しくなります。