11.0 スキーマ

このセクションには、スキーマのトラブルシューティングについての情報が含まれています。

スキーマのトラブルシューティング

オブジェクトから補助クラスを分離しても、値が即時に削除されることはなく、存在しないというマークが付けられます。オブジェクトの実際の検証中にDRLプロセスがそれらの値をクリーンアップするまで、補助クラスはエントリに関連付けられています。

DRLはリソースを消費するバックグラウンドプロセスであるため、このクリーンアップの間は他の操作が遅くなります。クリーンアッププロセスに要する時間は、システム内に実際にあるオブジェクトおよび外部参照の数によって決まります。この処理はCPUとメモリに負荷がかかるため、頻繁に実行しないでください。デフォルトでは、Backlinkerバックグラウンドプロセスは、ndsdが開始した50分後に実行され、その後13時間ごとに実行されます。

エントリから補助クラスをクリアするには0~13時間かかることがあり、それに加えてシステム内でそのエントリを処理するにも時間がかかります。

この問題を回避するには、DSTraceまたはiMonitorからBacklinkerをトリガーして、補助クラスのエントリを削除します。

メモ:オブジェクトが削除されると、値は即時にパージされます。この削除は他のバックグラウンドプロセスによって処理されるからです。