8.1 大文字と小文字を区別するパスワードの必要性

パスワードの大文字と小文字を区別することで、ディレクトリへのログインのセキュリティが向上します。たとえば、大文字と小文字が区別されるパスワード「aBc」がある場合、abc、Abc、ABCのような組み合わせでログインを試みてもすべて失敗します。

eDirectory 8.8以降では、eDirectory 8.8にアップグレードされたすべてのクライアントについて、パスワードの大文字と小文字を区別できます。

大文字と小文字を区別するパスワードの使用を強制することで、NovellのレガシークライアントがeDirectory 8.8サーバにアクセスできないようにします。詳細については、「セクション 8.4, NovellレガシークライアントのeDirectory 8.8サーバへのアクセスを防止する」を参照してください。