特権アクセスの管理に一貫して使用されるDRAのコンポーネントには、プライマリとセカンダリのサーバ、管理コンソール、レポートコンポーネント、およびワークフロープロセスを自動化するワークフローエンジンなどがあります。
次の表は、各タイプのDRAユーザが使用する典型的なユーザインタフェースと管理サーバを示しています。
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DRAユーザのタイプ |
ユーザインタフェース |
管理サーバ |
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DRA管理者 (本製品の構成を管理する人) |
Delegation and Configurationコンソール |
プライマリサーバ |
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DRA Reporting CLI DRA ADSI Provider |
セカンダリサーバ |
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ヘルプデスクの臨時管理者 |
Account and Resource Managementコンソール Webコンソール |
セカンダリサーバ |
DRA管理サーバは、構成データ(環境、委任されたアクセス、およびポリシー)を保管し、オペレータのタスクおよび自動化タスクを実行し、システム全体のアクティビティを監査します。このサーバは、コンソールおよびAPIレベルのクライアントをいくつかサポートしながらも、マルチマスタセット(MMS)のスケールアウトモデルにより、冗長性と地理的分離に対しても高い可用性を実現できるように設計されています。このモデルでは、すべてのDRA環境に、複数のセカンダリDRA管理サーバと同期する1つのプライマリDRA管理サーバが必要になります。
Active Directoryドメインコントローラには管理サーバをインストールしないようにすることを強くお勧めします。DRAが管理するドメインごとに、管理サーバと同じサイトにドメインコントローラを1つ以上配置してください。デフォルトでは、管理サーバはすべての読み込み/書き込み操作で最も近いドメインコントローラにアクセスします。そのため、パスワードリセットなどのサイト固有のタスクを実行する場合は、サイト固有のドメインコントローラを指定して操作を処理できます。ベストプラクティスとして、セカンダリ管理サーバ1台をレポーティング、バッチ処理、自動化されたワークロードのために専用で使用することを検討してください。
Account and Resource Managementコンソールは、インストール可能なユーザインタフェースです。これを通じてDRAのアシスタント管理者が、接続されたドメインやサービスに関する委任されたオブジェクトを確認および管理することができます。
Webコンソールは、Webベースのユーザインタフェースです。これを通じてDRAのアシスタント管理者が、接続されたドメインやサービスの委任オブジェクトを素早く簡単に確認し、管理することができます。
管理者は、Webコンソールの外観と使用方法をカスタマイズして、カスタマイズした企業ブランドとカスタマイズしたオブジェクトプロパティを組み込むことができます。また、DRAの外部で行われた変更監査を可能にするためにChange Guardianサーバとの統合を構成することもできます。
DRA管理者は、自動ワークフローフォームを作成および変更して、トリガされたときにルーチンの自動タスクを実行することもできます。
Webコンソールには「統合された変更履歴」という機能もあります。この機能により変更履歴サーバとの統合が可能になり、DRAの外部でADオブジェクトに対して行われた変更を監査することができます。変更履歴レポートのオプションには、次のものがあります。
次に対して行われた変更...
次によって行われた変更...
次によって作成されたメールボックス...
次によって作成されたユーザ、グループ、および連絡先の電子メールアドレス...
次によって削除されたユーザ、グループ、および連絡先の電子メールアドレス...
次によって作成された仮想属性...
次によって移動されたオブジェクト...
DRA ReportingにはDRA管理のためにカスタマイズ可能な標準のテンプレートが用意されており、DRA管理対象ドメインおよびシステムの詳細が確認できます。
ADオブジェクトのリソースレポート
ADオブジェクトデータレポート
ADサマリレポート
DRA構成レポート
Exchange構成レポート
Office 365 Exchange Onlineレポート
詳細なアクティビティトレンドレポート(月別、ドメイン別、ピーク別)
DRAアクティビティの要約レポート
DRAレポートは、SQL Server Reporting Servicesを使用してスケジュールおよび公開できるので、関係者に簡単に配布できます。
DRAには、Webコンソールでのワークフロータスクの自動化を可能にするワークフローエンジンが統合されています。Webコンソールを通じてアシスタント管理者がワークフローサーバの構成、カスタマイズされたワークフロー自動化フォームの実行、および各ワークフローの実行ステータスの表示を行うことができます。ワークフローエンジンについての詳細は、DRAマニュアルサイトでワークフロー自動化のマニュアルを参照してください。