A.3 レガシWebコンソールのカスタマイズ

次の方法で、Webコンソールを素早く簡単にカスタマイズできます。

指定されたタスクを変更する

たとえば、ユーザのプロパティを更新するタスクを、独自の設定を管理するための新規フィールドを含めるように変更することができます。アシスタント管理者(AA)に使用させたくないタスクがあれば、権限が委任されているかどうかに関係なく、そのような特定タスクをAAに対し非表示にすることができます。Directory and Resource Reportingから生成されたレポートを発行することもできます。

新しいタスクを開発する

たとえば、ユーザのプロパティを更新する新しいタスクを、固有の管理ニーズを満たすように開発することができます。組み込まれた機能を失うことがなく、提供されたタスクをカスタムタスクに置き換えることができます。

ワークフローを変更する

たとえば、Webコンソールのフレームワークとナビゲーションを変更してAAによる個々のタスクの処理手順を変えることができます。この柔軟性により、手順を追加、削除、移動させながら所望のソリューションを正確に作成することができます。

複数のWebコンソールアプリケーションの展開

複数のWebコンソールアプリケーションをインストールして設定することができます。たとえば、カスタマイズしたWebコンソールアプリケーションをヒューストン市の自社施設に1つ、そして別のカスタマイズしたWebコンソールアプリケーションをアトランタ市の自社施設に1つ配置するということも可能です。各アプリケーションが、個々の施設の特定ニーズを満たすように独自のタスクセットをサポートすることができます。詳細は、『Unique Environments Technical Reference (独自環境の技術リファレンス★)』の「Deploying DRA (DRAの展開★)」を参照してください。Webコンソールのカスタマイズに関する詳細については、『Directory and Resource Administratorソフトウェア開発キット』を参照してください。