2.2 製品のインストール

この章では、Directory and Resource Administratorのインストール方法について説明します。インストールまたはアップグレードの計画方法の詳細については、「展開の計画」を参照してください。

2.2.1 DRA管理サーバのインストール

DRA管理サーバは、プライマリノードまたはセカンダリノードとして環境にインストールできます。プライマリ管理サーバとセカンダリ管理サーバの要件は同じですが、プライマリ管理サーバはすべてのDRA展開環境に1つ用意する必要があります。

対話型インストールのチェックリスト:

ステップ

詳細

ターゲットサーバにログオンする

ローカル管理者権限を持つアカウントを使用して、インストール対象のMicrosoft Windowsサーバにログオンします。

NetIQ管理インストールキットをコピーして実行する

DRAインストールキット(NetIQAdminInstallationKit.msi)を実行して、ローカルファイルシステムにDRAインストールメディアを解凍します。

メモ:このインストールキットは、必要に応じて.Netフレームワークをターゲットサーバにインストールします。

DRAインストールを実行する

DRAインストールを起動します。

メモ:後でインストールを実行するには、インストールメディアを解凍した場所に移動し、Setup.exeを実行します。

NetIQ管理サーバのコンポーネントおよびインストール先を選択する

インストールするコンポーネントを選択し、デフォルトのインストール先C:\Program Files (x86)\NetIQ\DRAを受け入れるか、別のインストール先を指定します。コンポーネントのオプション:

NetIQ管理サーバ

  • ログアーカイブリソースキット

  • NetIQ DRA SDK

レガシWebコンポーネント

ユーザインターフェイス

  • Account and Resource Management

  • DRA ADSI Provider

  • コマンドラインインターフェイス

  • Delegation and Configuration

前提条件の確認

[前提条件]ダイアログに、インストール対象として選択したコンポーネントに基づいて、必要なソフトウェアのリストが表示されます。インストールを正常に実行するために必要な前提条件ソフトウェアがない場合は、インストーラに従ってインストールすることができます。

EULA使用許諾契約書に同意する

エンドユーザ使用許諾契約書の条項に同意します。

サーバ動作モードを選択する

[プライマリ]を選択してマルチマスタセットの最初のDRA管理サーバをインストールするか(プライマリは展開環境に1つだけ存在します)、[セカンダリ]を選択して新しいDRA管理サーバを既存のマルチマスタセットに加えます。

マルチマスタセットの詳細については、「Configuring the Multi-Master Set?」(『Directory and Resource Administrator管理者ガイド』)を参照してください。

インストールのアカウントと資格情報を指定する

  • DRAサービスアカウント

  • AD LDSグループ

  • DRA管理者

詳細については、「DRA管理サーバの要件」を参照してください。

DCOM権限を構成する

DRAで、認証されたユーザへの「分散COM」アクセスを構成できるようにします。

ポートを構成する

デフォルトポートの詳細については、「必要なネットワークポートおよびプロトコル」を参照してください。

保管場所を指定する

DRAが監査データとキャッシュデータの保管に使用するローカルファイルの場所を指定します。

インストール構成を確認する

[インストール]をクリックしてインストールを開始する前に、インストールの概要ページで設定を確認できます。

インストール後の確認

インストールが完了すると、インストールの検証および製品ライセンスの更新のために、正常性検査プログラムが実行されます。

DRAクライアントのインストール

インストールターゲット上で対応する.mstパッケージを指定してDRAInstaller.msiを実行することで、DRAの特定のコンソールやコマンドラインクライアントをインストールできます。

NetIQDRAUserConsole.mst

Account and Resource Managementコンソールをインストールする

NetIQDRACLI.mst

コマンドラインインターフェイスをインストールする

NetIQDRAADSI.mst

DRA ADSI Providerをインストールする

NetIQDRAClients.mst

すべてのDRAユーザインターフェイスをインストールする

特定のDRAクライアントを企業全体の複数のコンピュータに展開するには、特定の.MSTパッケージをインストールするグループポリシーオブジェクトを設定します。

  1. 「Active Directoryユーザとコンピュータ」を開始し、グループポリシーオブジェクトを作成します。

  2. このグループポリシーオブジェクトに、DRAInstaller.msiパッケージを追加します。

  3. このグループポリシーオブジェクトは、次のいずれかの性質を持つものにする必要があります。

    • グループ内の各ユーザアカウントが、適切なコンピュータに対してパワーユーザ権限を持っている。

    • 「常にシステム特権でインストールする」ポリシー設定を有効にする。

  4. このグループポリシーオブジェクトに、NetIQDRAUserConsole.mstなどのユーザインターフェイスの.mstファイルを追加します。

  5. グループポリシーを配布します。

メモ:グループポリシーの詳細については、Microsoft Windowsのヘルプを参照してください。簡単かつ安全に、グループポリシーをテストして企業全体に展開するには、Group Policy Administratorを使用してください。

DRA REST拡張機能のインストール

DRA REST拡張機能パッケージには、4つの機能が含まれています。

  • NetIQ DRAホストサービス: DRA管理サービスとの通信に使用されるゲートウェイ。このサービスは、DRA管理サービスがインストールされているコンピュータで実行する必要があります。

  • DRA RESTサービスおよびエンドポイント: DRA Webコンソールと非DRAクライアントからDRA操作を要求できるようにするRESTfulインターフェイスを提供します。このサービスは、DRAコンソールまたはDRA管理サービスがインストールされているコンピュータで実行する必要があります。

  • PowerShell拡張機能: 非DRAクライアントがPowerShellコマンドレットを使用してDRA操作を要求できるようにするPowerShellモジュールを提供します。

  • DRA Webコンソール: 主にAssistant Administratorが使用するWebクライアントインターフェイスですが、カスタマイズオプションも含まれています。

ステップ

詳細

ターゲットサーバにログオンする

ローカル管理者権限を持つアカウントを使用して、インストール対象のMicrosoft Windowsサーバにログオンします。

SSL証明書をインストールする

SSL証明書がまだWindowsサーバにインストールされていない場合は、インストールを実行する前に証明書をインストールしておく必要があります。

NetIQ管理インストールキットをコピーして実行する

DRAインストールキットNetIQAdminINstallationKit.msiをターゲットサーバにコピーし、ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインから呼び出して実行します。このインストールキットは、DRAインストールメディアをローカルファイルシステムのカスタマイズ可能な場所に解凍します。

DRA REST拡張機能インストーラを実行する

DRAインストールキットは、インストールメディアの解凍が完了すると、DRAインストールの起動を求めるメッセージを表示します。インストールメディアが解凍された場所に移動し、DRARESTExtensionsInstaller.exeファイルを右クリックし、[管理者として実行]を選択します。

EULA使用許諾契約書に同意する

エンドユーザ使用許諾契約書の条項に同意します。

コンポーネントを選択し、 インストール先を指定する

インストールの[コンポーネントの選択]ダイアログで、DRAホストサービス、DRA RESTエンドポイントとサービス、PowerShell拡張機能、およびDRA Webコンソールのすべてのオプションをインストールします。

デフォルトのインストール先C:\Program Files (x86)\NetIQ\DRA Extensionsを受け入れるか、別のインストール先を指定します。

前提条件の確認

[前提条件]ダイアログに、インストール対象として選択したコンポーネントに基づいて、必要なソフトウェアのリストが表示されます。インストールを正常に実行するために必要な前提条件ソフトウェアがない場合は、インストーラに従ってインストールすることができます。

実行者にするサービスアカウントを指定する

デフォルトでは、DRAサーバの既存のサービスアカウントが表示されます。サービスアカウントのパスワードを指定します。DRA管理サーバのサービスアカウントのセットアップの詳細については、「DRA管理サーバの要件」を参照してください。

RESTサービスSSL証明書を指定する

RESTサービスに使用するSSL証明書を選択し、RESTおよびホストサービスのポートを指定します。

WebコンソールのSSL証明書を指定する

HTTPSのバインドに使用するSSL証明書を指定します。

インストール構成を確認する

[インストール]をクリックしてインストールを開始する前に、インストールの概要ページで設定を確認できます。

ワークフローサーバのインストール

ワークフローサーバのインストールの詳細については、『Aegis管理者ガイド』を参照してください。

DRA Reportingのインストール

DRA Reportingをインストールするには、NetIQ DRAインストールキットにあるNRCSetup.exeとDRAReportingSetup.exeの2つの実行可能ファイルをインストールする必要があります。

ステップ

詳細

ターゲットサーバにログオンする

ローカル管理者権限を持つアカウントを使用して、インストール対象のMicrosoft Windowsサーバにログオンします。このアカウントにローカルおよびドメインの管理者権限とSQL Serverのシステム管理者権限があることを確認します。

NetIQ管理インストールキットをコピーして実行する

DRAインストールキットNetIQAdminINstallationKit.msiをターゲットサーバにコピーし、ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインから呼び出して実行します。このインストールキットは、DRAインストールメディアをローカルファイルシステムのカスタマイズ可能な場所に解凍します。さらに、インストールキットは、DRA製品インストーラの前提条件を満たすために、必要に応じて.Net Frameworkをターゲットサーバにインストールします。

NetIQ Reporting Center(NRC)インストールを実行する

DRAインストールキットがインストールメディアの解凍を完了したら、インストールメディアが解凍された場所に移動し、NRCSetup.exeを実行してください。

NetIQ Reporting Centerコンポーネントを選択する

インストールの[コンポーネントの選択]ダイアログ ボックスで、デフォルトの「NetIQ Reporting Center」コンポーネントを使用してNRCの4つのコンポーネントをインストールします。

インストール先を指定する

デフォルトのインストール先C:\Program Files (x86)\NetIQ\Reporting Centerを使用するか、別のインストール先を指定します。

前提条件を確認してインストールする

[前提条件]ダイアログに、インストール対象として選択したコンポーネントに基づいて、必要なソフトウェアのリストが表示されます。インストールを正常に実行するために必要な前提条件ソフトウェアがない場合は、インストーラに従ってインストールすることができます。

重要:NRCをインストールする前に、.NET Framework 3.5をReportingサーバに手動でインストールしておく必要があります。

EULA使用許諾契約書に同意する

エンドユーザ使用許諾契約書の条項に同意します。

構成データベースをインストールする

[構成データベースインストール - SQL Serverログオン]ダイアログのデフォルトを使用するか、SQL認証を指定してNRCインストールを実行します。SQL Serverのインストールでデフォルトのインスタンスを使用した場合は、[インスタンス]フィールドは空白のままにしてください。

DRA Reportingインストールを実行する

インストールメディアを解凍した場所に移動し、DRAReportingSetup.exeを実行して、DRA Reportingの統合のための管理コンポーネントをインストールします。

EULA使用許諾契約書に同意する

エンドユーザ使用許諾契約書の条項に同意し、インストールの実行を完了します。