3.2 詳細検索

DRAを使用すると、[詳細検索]ページからオンプレミスのActive Directoryドメイン内でLDAP属性および仮想属性のクエリを実行できます。既存のクエリを使用して検索したり、既存のクエリを変更したり、新しいクエリを作成したり、新しいクエリおよび変更されたクエリを保存して、後でパブリックまたはプライベートクエリとして使用できます。検索フィルタを使用して、より効率的で効果的な検索を行います。

Webコンソールの詳細検索クエリ機能にアクセスするには、[管理] > [詳細検索]の順に移動します。

3.2.1 詳細検索クエリ

DRAは、仮想属性とLDAPクエリの両方をサポートしており、DRAおよびActive Directoryのオブジェクトを検索することができます。仮想属性は、ユーザ、グループ、ダイナミック配布グループ、連絡先、コンピュータ、およびOUなどのActive Directoryオブジェクトタイプに関連付けることができます。仮想属性クエリを使用すると、LDAPクエリによって返された結果をフィルタして、仮想属性のクエリに一致する結果のみを取得することができます。仮想属性クエリの文字列は、(objectCategory=<object type>)で始まる必要があります。仮想属性クエリを実行するには、LDAP属性および仮想属性クエリの両方に対して文字列を指定する必要があります。

LDAPクエリの例:

  • DRAで「すべてのコンピュータオブジェクト」を検索するには:

    LDAPクエリ: (objectCategory=computer)

  • DRAで「East\West Sales」と記述されたユーザオブジェクトを検索するには:

    LDAPクエリ: (&(objectCategory=user)(description=East\5CWest Sales))

  • DRAで「すべてのコンピュータオブジェクト」を検索するには:

    LDAPクエリ: (objectCategory=computer)

    重要:バックスラッシュ文字はLDAPフィルタでエスケープする必要があります。\5Cで代用します。

  • DRAで「すべての無効なユーザオブジェクトを一覧表示する」には:

    LDAPクエリ: (&(objectCategory=person)(objectClass=user)(userAccountControl:1.2.840.113556.1.4.803:=2))

    文字列1.2.840.113556.1.4.803は、LDAP_MATCHING_RULE_BIT_ANDを指定します。これは、userAccountControl、groupType、systemFlagsなどのフラグ属性(整数)およびビットマスク(2、32、または65536など)のビット単位のANDを指定します。属性値およびビットマスクのビット単位のANDが0以外の場合、この句はTrueとなり、ビットが設定されていることを示します。

仮想属性クエリの例:

  • 会社名がABCであるすべてのユーザを検索するには:

    クエリ: (&(objectCategory=User)(CompanyName=ABC))

    DRAオブジェクトは「User」で、仮想属性は(ユーザに関連付けられた)「CompanyName」です。

  • ストレージドメインで会社名がABCであるすべてのユーザを検索するには:

    クエリ: (&(objectCategory=User)(CompanyName=ABC)(Domain=Storage))

    DRAオブジェクトは「User」で、仮想属性は(ユーザに関連付けられた)「CompanyName」および「Domain」です。

  • 製品名がDRAであるすべてのグループ、または会社名がABCであるすべてのユーザを検索するには:

    クエリ: (|(&(objectCategory=Group)(ProductGroupName=DRA))(&(objectCategory=User)(CompanyName=ABC)))

    DRAオブジェクトは、「Group」および「User」であり、仮想属性は(ユーザに関連付けられた)CompanyName、(グループに関連付けられた)ProductGroupNameです。

  • 製品名がDRAであるすべてのグループ、または会社名がABCであるストレージドメイン内のすべてのユーザを検索するには:

    クエリ: (|(&(objectCategory=Group)(ProductGroupName=DRA))(&(objectCategory=User)(CompanyName=ABC)(Domain=Storage)))

    DRAオブジェクトは、「Group」および「User」であり、仮想属性は(ユーザに関連付けられた)CompanyName、(グループに関連付けられた)ProductGroupName、(ユーザに関連付けられた)Domainです。

3.2.2 詳細クエリの管理

DRAは、LDAPを使って詳細検索クエリ機能をサポートしています。詳細クエリを使用すると、ユーザ、連絡先、グループ、コンピュータ、OUはもとより、DRAがサポートするオブジェクトならすべて検索することができます。保存された詳細クエリを実行する権限がある場合は、任意のコンテナの過去の検索およびパブリック検索リストで利用できる詳細クエリを実行できます。

保存された詳細クエリを使用して検索を実行し、それに該当する権限で詳細を表示することに加えて、[詳細検索]ページから詳細クエリを使用して次の操作を実行することもできます。

新規クエリを作成する

新しい詳細クエリについて、クエリ文字列(LDAPおよび該当する場合は仮想属性)を指定して、プライマリ管理サーバまたはセカンダリ管理サーバのいずれかに詳細クエリを作成します。検索を実行した後、[検索]ドロップダウンメニューを展開して、[過去の検索]リストまたは[パブリック検索]リストのいずれかにクエリを保存します。

クエリの変更

[過去の検索]または[パブリック検索]で既存の詳細クエリを選択し、[変更]オプションを使用して検索条件を変更します。更新された検索条件を使用して検索を実行した後、必要に応じて[検索]ドロップダウンメニューを展開し、[保存]を選択して、そのクエリに対する変更を保存します。

クエリをコピーする

[過去の検索]または[パブリック検索]で既存の詳細クエリを選択し、検索を実行します。検索を実行した後、[検索]ドロップダウンメニューを展開し、[名前を付けて保存]を選択して、別の名前でクエリを保存できます。

クエリの結果をカスタマイズする

DRAが表示する検索結果リストには、デフォルトの列のセットがあります。保存されたクエリ、または保存されていないクエリから検索結果をカスタマイズするには、ページの右側にある[列の追加と削除]アイコンをクリックして、検索結果の表示方法を変更します。

クエリを削除する

[過去の検索]リストに表示されている詳細クエリを削除することができます。該当する権限を使用して、[パブリック検索]リスト内の詳細クエリを削除することもできます。保存されている詳細なクエリを削除するには、該当するリストでそれを選択し、[検索]ドロップダウンメニューの[削除]をクリックします。

クエリをクリアする

Webコンソールで、保存されたクエリまたは保存されていないクエリのフォームフィールドをクリアして、クリーンなフォームから変更を加えることができます。クエリのフィールドをクリアするには、[検索]ドロップダウンメニューの[クリア]を選択します。