6.2 Office 365のメールボックスの管理タスク

このセクションでは、Account and Resource Managementノードを介したDelegation and Configuration console (委任および環境設定コンソール)およびWebコンソールでのMicrosoft Office 365メールボックスを管理する方法について説明します。適切な権限があれば、訴訟ホールドの配置や電子メール転送の設定など、さまざまなユーザアカウント管理タスクが実行できます。

重要:DRAは、Office 365ユーザメールボックスの管理に加え、移行された共有、ルーム、および備品のメールボックスを管理します。DRAでこれらのメールボックスを管理するには、DRAが管理するオンプレミスのユーザに関連付けられている必要があります。メールボックスのプロパティは、関連付けられたユーザのプロパティページで使用できます。

訴訟ホールドを設定する

訴訟が合理的に予期できる状況では、場合によって訴訟ホールドが必要になります。組織には、訴訟に関連する電子的に保存された情報(電子メールなど)を保管しておく義務があります。

メールボックスに対し訴訟ホールドを設定すると、削除された項目、変更された項目の元版を含め、メールボックス内のすべてのコンテンツが保持できます。また、ユーザのメールボックスを訴訟ホールドにすることで、ユーザのアーカイブメールボックス(もしあれば)内のコンテンツも保管できます。このホールドは、指定された期間、または手動でメールボックスの訴訟ホールドを解除するまで、効力を保ちます。

訴訟ホールドを使用するには、Exchange OnlineのEnterprise E3のライセンスが必要です。この機能はユーザオブジェクトプロパティ内の[Litigation Hold (訴訟ホールド★)]タブで設定します。

メールボックスのパーミッションを委任する

ユーザオブジェクトのプロパティの中の[メールボックスの委任]タブでOffice 365のメールボックスパーミッションを委任することができます。委任できるパーミッションには、「メールボックス所有者として送信する」、「代理人として送信する」、「フルアクセス」の3種類があり、委任できるパーミッションのタイプは受信側のオブジェクトタイプによって異なります。

電子メールの転送を設定する

ユーザアカウントのメール転送は、ユーザオブジェクトのプロパティの中のメールフローのオプションで有効にすることができます。