6.4 共有メールボックスの管理タスク

共有メールボックスは、複数のユーザがアクセスできる1つのメールボックスにすべての応答が入るように設定できるため、ヘルプデスクの管理者やテクニカルサポートのスタッフにとって便利な機能です。このメールボックスは、Exchangeポリシーを有効にしたDRAの管理対象ドメイン内に存在する必要があります。使用するには、共有メールボックスの管理権限が委任されている必要があります。

共有メールボックスを作成する場合、ユーザに委任できるパーミッションが2種類あり、「メールボックス所有者として送信する」と「フルアクセス」です。「メールボックス所有者として送信する」は、電子メールの閲覧と送信が可能なパーミッションです。パーミッションはユーザに対してもグループオブジェクトに対しても委任することができます。また、配信制限、配信オプション、ストレージ制限、フォルダパーミッション、およびその他のいくつかのオプションをオブジェクトのプロパティで指定することもできます。

メモ:共有メールボックスの管理タスクは、Webコンソールからのみ実行できます。

共有のメールボックスを作成する

管理対象ドメインまたは管理対象サブツリー内に共有メールボックスを作成することができます。

共有メールボックスを別のコンテナに移動する

共有メールボックスを管理対象ドメインまたは管理対象サブツリー内の別のコンテナ(OUなど)に移動することができます。

共有メールボックスを別のメールボックスストアに移動する

共有メールボックスを別のメールボックスストアに移動することができます。

共有メールボックスのクローンを作成する

共有メールボックスのクローンを作成することで、プロパティが類似する別の共有メールボックスを素早く作成することができます。

共有メールボックスの名前を変更する

管理対象ドメインまたは管理対象サブツリー内の共有メールボックスの名前を変更することができます。ユーザのログオン名を変更すると、そのユーザアカウントに対応するメールボックスの名前も変更されます。

共有メールボックスを削除する

管理対象ドメインまたは管理対象サブツリー内の共有メールボックスを削除することができます。そのドメインでごみ箱が無効になっている場合、削除された共有メールボックスはActive Directoryから永久に削除されます。そのドメインでごみ箱が有効になっている場合、削除された共有メールボックスはごみ箱に移動します。

共有メールボックスを削除すると、メールボックス内のすべてのメッセージが削除され、共有メールボックスに関連付けられた無効なユーザオブジェクトもすべて削除されます。共有メールボックスに関連付けられたユーザオブジェクトを削除すると、その共有メールボックスも削除されます。

削除された共有メールボックスを復元する

共有メールボックスが削除されても、そのドメインからのごみ箱が有効になっていれば、共有メールボックスを復元することができます。

アーカイブ共有メールボックスを作成する

アーカイブ共有メールボックスは管理対象ドメインまたは管理対象サブツリー内に作成することができます。

アーカイブ共有メールボックスを削除する

管理対象ドメインまたは管理対象サブツリー内のアーカイブ共有メールボックスは削除することができます。

共有メールボックスのプロパティを変更する

管理対象ドメインまたは管理対象サブツリー内の共有メールボックスのプロパティは変更することができます。所有する権限により、変更できるプロパティが異なります。