8.0 ごみ箱の管理

ごみ箱は、ユーザアカウント、グループ、連絡先、コンピュータアカウントを一時的に削除することができるセーフティーネットです。ごみ箱に入ったこれらのオブジェクトは、SID、ACL、グループメンバーシップなど、データをすべて損なわずに元の状態に戻すこともでき、永久に削除することもできます。この柔軟性により、ユーザアカウント、グループ、連絡先、およびコンピュータアカウントをより安全に管理することができます。検索オプションを使用して、必要なオブジェクトを検索できます。詳細については、「オブジェクトの検索」を参照してください。

ごみ箱からオブジェクトを復元する

削除したオブジェクトを元の場所に戻すことができます。DRAは、SID、ACL、グループメンバーシップを含めすべてのデータと共にオブジェクトを元の状態に復元します。オブジェクトとは、ユーザアカウント、グループ、連絡先、ダイナミックグループ、リソースメールボックス、ダイナミック配布グループ、コンピュータアカウントなどです。

すべてのオブジェクトを復元する

管理対象ドメインのためのごみ箱からすべてのオブジェクトを復元することができます。選択したドメインまたはすべての管理対象ドメインのごみ箱からオブジェクトを復元することができます。特定のドメインのごみ箱からオブジェクトを復元するには、そのドメインのごみ箱が有効になっている必要があります。

ごみ箱からオブジェクトを削除する

管理対象ドメインのためのごみ箱からオブジェクトを永久に削除することができます。ごみ箱からオブジェクトを削除すると、そのオブジェクトを元に戻すことはできません。オブジェクトとは、ユーザアカウント、グループ、連絡先、ダイナミックグループ、リソースメールボックス、ダイナミック配布グループ、コンピュータアカウントなどです。

ごみ箱を空にする

管理対象ドメインのためのごみ箱を空にすることができます。ごみ箱を空にすると、ごみ箱の中のオブジェクトはすべて完全に削除されます。ごみ箱を空にする操作は、選択したドメインまたはすべての管理対象ドメインに対して実行できます。特定のドメインのごみ箱を空にするには、そのドメインのごみ箱が有効になっている必要があります。ごみ箱をいったん空にすると、削除されたオブジェクトは復元できなくなります。