14.2 自動化トリガの実装

自動化トリガを実装するには、まずトリガスクリプトまたは実行ファイルを作成する必要があり、さらにManage Policies and Automation Triggersという組み込みの役割に含まれている権限のような、適切な権限が必要です。

カスタムトリガを正しく実装するには、特定の操作(管理タスク)の最中に実行されるスクリプトを作成する必要があります。トリガを操作が実行される前(タスク前)に適用するか後(タスク後)に適用するかを指定できます。トリガスクリプトでは、トリガが失敗したときに表示されるエラーメッセージを定義することができます。また、Create Automation Triggerウィザードでデフォルトのエラーメッセージを指定することもできます。

カスタムトリガの作成、管理操作のリスト表示、および引数配列の使用については、「SDK」を参照してください。

メモ:

  • カスタム自動化トリガをアシスタント管理者およびActiveViewと関連付ける前に、まずそのアシスタント管理者がそのActiveViewに割り当てられているか確認してください。

  • カスタムトリガスクリプトまたは実行可能ファイルのパスにスペースが含まれている場合は、パス全体を引用符(")で囲んでください。

  • 現在、UserSetInfo操作がスクリプト自動化トリガに使用され、ユーザ属性が変更された場合(トリガを実行している場合)、ユーザオブジェクトに対して[Find Now (今すぐ検索)]操作が実行されるまでは、変更された属性はエンタープライズ全体に増殖されません。

  • 特定のActiveViewのトリガ、つまり限定されたスコープのトリガを実装する場合、GetInfo操作には、そのオブジェクトタイプのプロパティ操作も含まれている必要があります。たとえば、UserGetInfo操作でトリガする場合、UserProperties操作もトリガ操作リストに追加する必要があります。

自動化トリガを実装するには:

  1. トリガスクリプトまたは実行可能ファイルを書き込みます。

  2. 管理対象ドメイン内でManage Policies and Automation Triggersという組み込みの役割が割り当てられているアカウントを使って、DRAクライアントコンピュータにログオンします。

  3. Delegation and Configuration console (委任および環境設定コンソール)を起動します。

  4. プライマリ管理サーバに接続します。

  5. トリガファイルをDRAプライマリおよびセカンダリサーバにアップロードするためにファイルのレプリケーションを使用します。

    フォルダパスは、管理対象ドメイン内のすべてのDRAサーバにすでに存在している必要があります。ファイルを含むこのパスは、自動化トリガウィザードの実行ファイルパスで使用されます。

  6. 左側のペインで、Policy and Automation Managementを展開します。

  7. [Automation Triggers (自動化のトリガ)]をクリックします。

  8. [タスク]メニューで[New Trigger (新規のトリガ)]をクリックします。

  9. 各ウィザードウィンドウで適切な値を指定して[次へ]をクリックします。たとえば、この新しいトリガを特定のActiveViewに関連付けて、そのActiveViewに含まれるオブジェクトをアシスタント管理者が管理するときにこのトリガが適用されるようにすることができます。

  10. サマリの内容を確認し[完了]をクリックします。

重要:ActiveViewの間にカンマを追加することにより、トリガに対して1つ以上のActiveViewを構成している場合、DRAの新しいバージョンにアップグレードすると、それらのActiveViewがトリガで分岐し、トリガは実行されません。アップグレード後に操作を実行するには、トリガを再構成するか、新しいトリガを作成する必要があります。