次に、一般的なシナリオでのコマンド使用例を示します。
MYCOMPANY\JSmithというユーザアカウントがhou.mycompany.comというドメイン内の削除オブジェクトコンテナに対するパーミッションを読み込んだことを検証するには、次のコマンドを入力してください。
DRADELOBJSUTIL /DOMAIN:HOU.MYCOMPANY.COM /VERIFY:MYCOMPANY\JSMITH
MYCOMPANYというドメイン内の削除オブジェクトコンテナに対する読み取りパーミッションをMYCOMPANY\DraAdminsというグループに委任するには、次のコマンドを入力してください。
DRADELOBJSUTIL /DOMAIN:MYCOMPANY /DELEGATE:MYCOMPANY\DRAADMINS
MYCOMPANYというドメイン内の削除オブジェクトコンテナに対する読み取りパーミッションと、ディレクトリサービスのデータを同期するユーザ権限をMYCOMPANY\JSmithというユーザアカウントに委任するには、次のコマンドを入力してください。
DRADELOBJSUTIL /DOMAIN:MYCOMPANY /DELEGATE:MYCOMPANY\JSMITH /RIGHT
HQDCというドメインコントローラを使用してhou.mycompany.comというドメイン内の削除オブジェクトコンテナに関するセキュリティ設定を表示するには、次のコマンドを入力してください。
DRADELOBJSUTIL /DOMAIN:HOU.MYCOMPANY.COM /DC:HQDC /DISPLAY
MYCOMPANYというドメイン内の削除オブジェクトコンテナに対する読み取りパーミッションをMYCOMPANY\DraAdminsというグループから削除するには、次のコマンドを入力してください。
DRADELOBJSUTIL /DOMAIN:MYCOMPANY /REMOVE:MYCOMPANY\DRAADMINS