27.4 削除オブジェクトユーティリティの例

次に、一般的なシナリオでのコマンド使用例を示します。

27.4.1 例1

MYCOMPANY\JSmithというユーザアカウントがhou.mycompany.comというドメイン内の削除オブジェクトコンテナに対するパーミッションを読み込んだことを検証するには、次のコマンドを入力してください。

DRADELOBJSUTIL /DOMAIN:HOU.MYCOMPANY.COM /VERIFY:MYCOMPANY\JSMITH

27.4.2 例2

MYCOMPANYというドメイン内の削除オブジェクトコンテナに対する読み取りパーミッションをMYCOMPANY\DraAdminsというグループに委任するには、次のコマンドを入力してください。

DRADELOBJSUTIL /DOMAIN:MYCOMPANY /DELEGATE:MYCOMPANY\DRAADMINS

27.4.3 例3

MYCOMPANYというドメイン内の削除オブジェクトコンテナに対する読み取りパーミッションと、ディレクトリサービスのデータを同期するユーザ権限をMYCOMPANY\JSmithというユーザアカウントに委任するには、次のコマンドを入力してください。

DRADELOBJSUTIL /DOMAIN:MYCOMPANY /DELEGATE:MYCOMPANY\JSMITH /RIGHT

27.4.4 例4

HQDCというドメインコントローラを使用してhou.mycompany.comというドメイン内の削除オブジェクトコンテナに関するセキュリティ設定を表示するには、次のコマンドを入力してください。

DRADELOBJSUTIL /DOMAIN:HOU.MYCOMPANY.COM /DC:HQDC /DISPLAY

27.4.5 例5

MYCOMPANYというドメイン内の削除オブジェクトコンテナに対する読み取りパーミッションをMYCOMPANY\DraAdminsというグループから削除するには、次のコマンドを入力してください。

DRADELOBJSUTIL /DOMAIN:MYCOMPANY /REMOVE:MYCOMPANY\DRAADMINS