6.4 Group Managed Service Account (グループ管理サービスアカウント)のDRAサービスの設定

必要に応じて、DRAサービスに対してGroup Managed Service Account (グループ管理サービスアカウント)(gMSA)を使用することができます。gMSAの使用方法の詳細については、Microsoftリファレンス「Group Managed Service Account Overview (グループ管理サービスアカウントの概要)」を参照してください。このセクションでは、事前にActive Directoryにアカウントを追加した後にGroup Managed Service Account (グループ管理サービスアカウント)のDRAを設定する方法について説明します。

重要:DRAのインストール中は、gMSAをサービスアカウントとして使用しないでください。

DRAプライマリ管理サーバをgMSAに設定するには、次のようにします。

  1. 次のグループのメンバーとしてgMSAを追加します。

    • DRAサーバ上のLocal Administrators (ローカル管理者)グループ

    • DRA管理ドメイン内のAD LDSグループ

  2. 次の各サービスのサービスプロパティでログオンアカウントをgMSAに変更します。

    • NetIQ管理サービス

    • NetIQ DRA監査サービス

    • NetIQ DRAキャッシュサービス

    • NetIQ DRAコアサービス

    • NetIQ DRAホストサービス

    • NetIQ DRAログアーカイブ

    • NetIQ DRAレプリケーションサービス

    • NetIQ DRA Restサービス

    • NetIQ DRA Skypeサービス

  3. すべてのサービスを再起動します。

gMSAのDRAセカンダリ管理サーバを設定するには、次のようにします。

  1. セカンダリサーバをインストールします。

  2. プライマリサーバで、セカンダリサーバのサービスアカウントの[Administration Servers and Managed Domains (管理サーバと管理対象ドメイン)]のActiveViewに[Configure Servers and Domains]役割を割り当てます。

  3. プライマリサーバで、新しいセカンダリサーバを追加し、セカンダリサーバサービスアカウントを指定します。

  4. DRAセカンダリ管理サーバのローカル管理者グループにgMSAを追加します。

  5. セカンダリサーバで、すべてのDRAサービスのログオンアカウントをgMSAに変更してから、DRAサービスを再起動します。