16.1 ネーティブのWindowsイベントログ

アシスタント管理者のアクションを確認しレポートできるように、DRAはユーザによるすべての操作を管理サーバのコンピュータ上にログアーカイブとして記録しています。ユーザによる操作には、ユーザアカウントの更新、グループの削除、ActiveViewの再定義など、定義を変更するすべての操作が含まれます。DRAは、管理サーバの初期化など、内部操作や関連するサーバの詳細情報も記録します。DRAは、これらの監査イベントをログに記録するだけでなく、そのイベントの前と後の値も記録して、何が変わったかを正確に把握できるようにします。

アーカイブしたログデータを安全に保存するために、DRAはNetIQLogArchiveDataというフォルダを使用しています。このフォルダを「ログアーカイブ」といいます。DRAは長期間にわたってログをアーカイブし、グルーミングというプロセスを通じて古いデータを削除して新しいデータのための場所を確保します。

DRAは、ログアーカイブファイルに保存された監査イベントを使用して、たとえば指定した期間中にオブジェクトに対してどのような変更が加えられたかを示すActivity Detailレポートを表示します。また、これらのログアーカイブファイルから、NetIQ Reporting Centerが管理レポートの表示に使用するSQL Serverデータベースに、情報をエクスポートするようにDRAを設定することもできます。

DRAは、常に監査イベントをログアーカイブに書き込みます。DRAがWindowsのイベントログにもイベントを書き込む機能を、有効または無効にすることができます。

16.1.1 WindowsイベントログでのDRA監査の有効化/無効化

DRAをインストールしても、監査イベントはデフォルトではWindowsイベントログに記録されません。このタイプのログ記録は、レジストリキーを変更することによって有効にできます。

警告:Windowsレジストリを編集するときには十分に注意してください。レジストリ内にエラーがあると、コンピュータが動作不能になる場合があります。エラーが発生した場合は、レジストリを最後にコンピュータを問題なく起動したときの状態に戻すことができます。詳細については、Windowsレジストリエディタのヘルプを参照してください。

イベントの監査を有効にするには、次の手順を実行します。

  1. [スタート]>[ファイル名を指定して実行]の順にクリックします。

  2. [開く]フィールドに「regedit」と入力し、[OK]をクリックします。

  3. 展開するレジストリキー: HKLM\Software\WOW6432Node\Mission Critical Software\OnePoint\Administration\Modules\ServerConfiguration\.

  4. [編集]>[新規]>[DWORD値]の順にクリックします。

  5. 「IsNTAuditEnabled」と入力します。

  6. [編集]>[修正]の順にクリックします。

  7. [Value data (値のデータ)]フィールドに「1」と入力し、[OK]をクリックします。

  8. レジストリエディタを終了します。

イベントの監査を無効にするには、次の手順を実行します。

  1. [スタート]>[ファイル名を指定して実行]の順にクリックします。

  2. [開く]フィールドに「regedit」と入力し、[OK]をクリックします。

  3. 展開するレジストリキー: HKLM\Software\WOW6432Node\Mission Critical Software\OnePoint\Administration\Modules\ServerConfiguration\.

  4. IsNTAuditEnabledキーを選択します。

  5. [編集]>[修正]の順にクリックします。

  6. [Value data (値のデータ)]フィールドに「0」と入力し、[OK]をクリックします。

  7. レジストリエディタを終了します。

16.1.2 監査の整合性の確保

DRAは、すべてのユーザアクションが監査されるようにするために、製品がログ活動を検証できないときに代替ログ手段を提供します。DRAをインストールすると、次のアクションが実行されるようにするために、AuditFailsFilePathキーおよびパスがレジストリに追加されます。

  • DRAが監査イベントがログアーカイブに記録されていないことを検出した場合は、監査イベントを管理サーバ上のローカルファイルに記録する。

  • 監査イベントをローカルファイルに書き込めない場合、DRAはWindowsイベントログに監査イベントを書き込む。

  • 監査イベントをWindowsイベントログに書き込めない場合、DRAは監査イベントをDRAのログに書き込む。

  • 監査イベントがログに記録されていないことを検出した場合、DRAはそれ以降のユーザー操作をブロックする。

ログアーカイブが使用不能の場合に書き込み操作を有効にするには、AllowOperationsOnAuditFailureキーのレジストリキー値も設定する必要があります。

警告:Windowsレジストリを編集するときには十分に注意してください。レジストリ内にエラーがあると、コンピュータが動作不能になる場合があります。エラーが発生した場合は、レジストリを最後にコンピュータを問題なく起動したときの状態に戻すことができます。詳細については、Windowsレジストリエディタのヘルプを参照してください。

書き込み操作を有効にするには:

  1. [スタート]>[ファイル名を指定して実行]の順にクリックします。

  2. [開く]フィールドに「regedit」と入力し、[OK]をクリックします。

  3. レジストリを展開します。レジストリキー: HKLM\Software\WOW6432Node\Mission Critical Software\OnePoint\Administration\Audit\

  4. [編集]>[新規]>[DWORD値]の順にクリックします。

  5. キー名には「AllowOperationsOnAuditFailure」と入力します。

  6. [編集]>[修正]の順にクリックします。

  7. [Value data (値のデータ)]フィールドに「736458265」と入力します。

  8. [Base (基数)]フィールドで[Decimal (10進)]を選択し、[OK]をクリックします。

  9. レジストリエディタを終了します。