複数のSentinelサーバをインストールして展開する必要がある場合は、Sentinelサーバのサイレントインストール(無人インストール)が便利です。そのような場合には、インタラクティブインストール時にインストールパラメータを記録し、記録したファイルをその他すべてのサーバで実行します。標準環境設定またはカスタム環境設定によるSentinelのインストール中に、インストールパラメータを記録できます。
サイレントインストールを実行する場合、インストールパラメータをファイルに記録してあることを確認してください。レスポンスファイルの作成については、セクション 2.4.1, 標準環境設定またはセクション 2.4.2, カスタム環境設定を参照してください。
ノベル製品ダウンロードWebページからインストールファイルをダウンロードします。
Sentinelをインストールするサーバにrootとしてログインします。
次のコマンドを指定して、tarファイルからインストールファイルを抽出します。
tar -zxvf <install_filename>
<install_filename>は、実際のインストールファイル名に置き換えます。
次のコマンドを指定して、Sentinelをサイレントモードでインストールします。
./install-sentinel -u <response_file>
インストールは、レスポンスファイルに格納された値を使用して進行します。
Sentinel のインストールが終了し、サーバが起動します。システムが一度初期化を実行するため、インストール後にすべてのサービスを起動するのに数分かかることがあります。インストールが完了してから、サーバにログインしてください。
Sentinel Webインタフェースにアクセスするには、Webブラウザに次のURLを入力します。
https://<IP_Address_Sentinel_server>:8443.
<IP_Address_Sentinel_server>はSentinelサーバのIPアドレスまたはDNS名であり、8443はSentinelサーバのデフォルトポートです。