2.5 サイレントインストール

複数のSentinelサーバをインストールして展開する必要がある場合は、Sentinelサーバのサイレントインストール(無人インストール)が便利です。そのような場合には、インタラクティブインストール時にインストールパラメータを記録し、記録したファイルをその他すべてのサーバで実行します。標準環境設定またはカスタム環境設定によるSentinelのインストール中に、インストールパラメータを記録できます。

サイレントインストールを実行する場合、インストールパラメータをファイルに記録してあることを確認してください。レスポンスファイルの作成については、セクション 2.4.1, 標準環境設定またはセクション 2.4.2, カスタム環境設定を参照してください。

  1. ノベル製品ダウンロードWebページからインストールファイルをダウンロードします。

  2. Sentinelをインストールするサーバにrootとしてログインします。

  3. 次のコマンドを指定して、tarファイルからインストールファイルを抽出します。

    tar -zxvf <install_filename>
    

    <install_filename>は、実際のインストールファイル名に置き換えます。

  4. 次のコマンドを指定して、Sentinelをサイレントモードでインストールします。

    ./install-sentinel -u <response_file>
    

    インストールは、レスポンスファイルに格納された値を使用して進行します。

    Sentinel のインストールが終了し、サーバが起動します。システムが一度初期化を実行するため、インストール後にすべてのサービスを起動するのに数分かかることがあります。インストールが完了してから、サーバにログインしてください。

Sentinel Webインタフェースにアクセスするには、Webブラウザに次のURLを入力します。

https://<IP_Address_Sentinel_server>:8443.

<IP_Address_Sentinel_server>はSentinelサーバのIPアドレスまたはDNS名であり、8443はSentinelサーバのデフォルトポートです。