13.2 スケーラブルストレージの有効化

スケーラブルストレージは、Sentinelのインストール時またはインストール後に有効にできます。インストール時にスケーラブルストレージを有効にすると、SentinelはCDHコンポーネントをデフォルト値で設定します。これらの設定の一部は永続的であり、変更できません。たとえば、Kafkaトピックのデフォルトのパーティション数は9であり、この値は変更できません。

デフォルト値を変更する場合は、Sentinelをインストールした後にスケーラブルストレージを有効にし、その後、必要に応じてCDHコンポーネントの環境設定を行う必要があります。

従来型インストールでは、スケーラブルストレージはSentinelのインストール時またはインストール後のどちらでも有効にできます。アプライアンスインストールの場合、スケーラブルストレージはインストール後にのみ有効にすることができます。

アップグレードインストールでは、Sentinelをアップグレードした後にのみ、スケーラブルストレージを有効にすることができます。

スケーラブルストレージの有効化に移る前に、Kafka、HDFS NameNode、YARN NodeManager、ZooKeeper、およびElasticsearchのノードのIPアドレス、ホスト名、ポート番号のリストを控えておきます。この情報はスケーラブルストレージを有効にするときに必要です。

Sentinelのインストール時にスケーラブルストレージを有効にするには、Sentinelサーバのカスタムインストールを参照してください。

Sentinelのインストールまたはアップグレードの後にスケーラブルストレージを有効にするには、『 Sentinel Administration Guide』の「Enabling Scalable Storage Post-Installation」を参照してください。