複数のSentinelサーバ、Collector ManagerまたはCorrelation Engine instancesをインストールして展開する必要がある場合は、サイレントインストール(無人インストール)が便利です。そのような場合には、インタラクティブインストール中にインストールパラメータを記録し、記録したファイルをその他のサーバで実行します。
サイレントインストールを実行する場合、インストールパラメータをファイルに記録してあることを確認してください。レスポンスファイルの作成については、Sentinelサーバの標準インストールまたはSentinelサーバのカスタムインストールおよびCollector ManagerとCorrelation Engineのインストールを参照してください。
FIPS 140-2モードを有効にする場合は、次のパラメータがレスポンスファイルに含まれていることを確認します。
ENABLE_FIPS_MODE
NSS_DB_PASSWORD
サイレントインストールを実行するには、以下のステップを行います。
ダウンロードWebサイトからインストールファイルをダウンロードします。
Sentinel、Collector ManagerまたはCorrelation Engineをインストールするサーバに、rootとしてログインします。
次のコマンドを指定して、tarファイルからインストールファイルを抽出します。
tar -zxvf <install_filename>
<install_filename>は、実際のインストールファイル名に置き換えます。
次のコマンドを指定して、サイレントモードでインストールを実行します。
Sentinelサーバの場合:
./install-sentinel -u <response_file>
Collector Managerの場合:
./install-cm -u <response_file>
Correlation Engineの場合:
./install-ce -u <response_file>
インストールは、レスポンスファイルに格納された値を使用して進行します。
Sentinelサーバをインストールした場合は、インストール後にすべてのサービスが開始されるまでに数分かかることがあります。これは、システムが1回限りの初期化を実行するためです。インストールが完了してから、サーバにログインしてください。
(条件による) SentinelサーバのFIPS 140-2モードを有効にする場合は、 セクション 24.0, FIPS 140-2モードでのSentinelの運用に示されているタスクを行って、FIPS 140-2モード設定を完了します。