PlateSpin Protect 11.3では、前リリースで発生していたいくつかの既知の問題が解決されているとともに、お客様やパートナー様から報告された問題も解決されています。
このセクションでは、このリリースで解決された以前の既知の問題について説明します。解決済みの問題リスト
も参照してください。
問題: ソースWindowsワークロードは、シンプルダイナミックボリュームまたはスパニングされたダイナミックボリュームを有しています。WindowsダイナミックディスクのメンバーパーティションはMBRとして初期化されていますが、合計ボリュームサイズが2TBを超えています。MBRパーティションを使用したシンプルベーシックボリュームディスクとしてターゲットワークロード上でボリュームが作成されると、ディスクエラーが発生します。(バグ1046179)
修正: メンバーパーティションがMBRとして初期化されているシンプルダイナミックボリュームまたはスパニングされたダイナミックボリュームで、これらのパーティションの合計サイズがMBRパーティションの上限サイズである2TBを超えている場合は、ターゲットのシンプルベーシックボリュームディスクはGPTとして初期化されます。
問題: Linuxワークロードについては、スワップスペースがSANでホストされている場合は、pvscanエラーが原因で、標準のスワップファイルまたはLVMスワップファイルがスワップファイルとしての検出後に認識されません。検出とフェールオーバーに影響がある場合があります。(バグ967241および1025310)
修正: SANでホストされているスワップデバイスは、検出とフェールオーバーによって認識されます。
問題: Webインタフェースでは、XFS v5ファイルシステムを持つワークロードを設定しても、ソースワークロードファイルシステムのバリデータによって阻止されませんが、コピーデータジョブで予期せぬエラーが発生し、システムログに間違ったファイルシステムタイプに関するメッセージが記載されます。(バグ1067022)
修正: XFS v5ワークロードの保護がバリデータによって阻止されるようになりました。
問題: PlateSpinRole.xmlファイル内で、デフォルトのVMware役割について新しい設定のいくつかの許可が欠落していました。(バグ1069097)
修正: PlateSpinRole.xmlファイルが更新されて、必要な許可が追加されました。
このセクションでは、コンポーネント別に編成されたすべての解決済みの問題をリストします。修正により複数の関連する問題を解決した場合は、複数の欠陥がリスト表示されます。アスタリスク(*)の付いた解決済みの問題については、解決済みの既知の問題にある関連するトピックを参照してください。
[数値] |
コンポーネント |
説明 |
---|---|---|
環境設定 |
XFS v5ファイルシステムを持つRHEL/CentOS/OL 7.3ワークロードの追加がバリデータによって阻止されない |
|
1043622 |
検出 |
OEL 5.2 64ビットのソースワークロードがサポートされていないワークロードとして検出される |
|
|
少なくとも1つのスワップパーティションを再作成する必要がある |
1062146 |
フェールオーバー |
静的IPアドレスの代わりに169.xxx.xxx.xxxというIPアドレスがフェールオーバーVMに割り当てられる |
複製 |
Windowsダイナミックディスク: Npartエラーコード28メッセージ=デバイス<名前>に十分な空き領域がありません(デバイスに空き領域が残っていません) |
|
1077280 |
複製 |
選択されたVMwareリソースプール内でフェールオーバーVMが作成されなかった |
1070062 |
複製 |
メモリリークの問題 |
1038965 |
複製 |
複数の事前コンパイル済みblkwatchドライバが同じカーネルバージョンに一致する場合は、適切なOSに一致させる |
1001507 |
複製 |
大きいNSSプールのレプリケーションが低速であるかタイムアウトになり、レプリケーション時にNSSプールはフリーブロックをスキップしない |
1070062 |
複製 |
Linuxソースサーバ上のメモリリークの問題 |
PlateSpin Server |
役割に対する許可を確認するためのVMware Roleツール |
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ライセンスの許諾
PlateSpin Protect 11以降のバージョン用に購入したライセンスをPlateSpin Protect 10.3以前のバージョン用に使用することはできません。