3.3 Migrateのアップグレード

  1. アップグレードを試みる前に、前提条件を満たしていることと、準備タスクを実行していることを確認します。

  2. PlateSpin Migrate Serverホストに管理者ユーザとしてログインします。

    サーバがドメイン内にある場合、ドメイン管理者グループおよびローカル管理者グループのメンバーであるドメインユーザとしてログインする必要があります。

    データベースサーバでWindows認証を使用する場合、SQL管理者の権利を持つドメインユーザとしてログインする必要があります。このユーザはPlateSpin Serverへのローカル管理者の権利を必要とします。

  3. (条件付き) PlateSpin Migrate ClientがPlateSpin Serverホストにインストールされる場合、Windowsコントロールパネルを使用して、クライアントアプリケーションをアンインストールします。

  4. サーバホストで、インストールランチャを起動します。

    詳細については、PlateSpin MigrateのInstallation Launcherの開始を参照してください。

  5. Install Migrate Server (Migrate Serverのインストール)をクリックし、画面の指示に従います。

  6. データベースインスタンスの指定を求めるプロンプトが表示されたら、インストールプログラムで既存のデータベースインスタンスを参照し、適切な認証タイプと資格情報を入力します。

    • データベースサーバでのWindows認証の場合、データベースのスキーマをアップグレードするために、ログインユーザにローカル管理者の権利とデータベースサーバへのシステム管理者の権利があることを確認します。サービスユーザとして指定するユーザも、ローカル管理者の権利を必要とします。

    • SQL Server Express EditionデータベースサーバへのSQL認証の場合、SQLシステム管理者(sa)ユーザおよびデフォルトの生成されたパスワード(SQL Server Expressをインストールしたときに作成済み)が、データベース管理者のログインIDおよびパスワード用に自動的に入力されます。saユーザのカスタムパスワードを以前に設定している場合は、Validate Credentials (資格情報の検証)をクリックする前に、カスタムパスワードを入力します。

  7. (オプション) PlateSpin Migrate Clientの現在のバージョンをPlateSpin Serverホスト上にインストールします。

    詳細については、PlateSpin Migrate Clientのインストールを参照してください。

  8. (オプション)アップグレード後、今後のマイグレーションに必要なカスタムLinux blkwatchドライバを再アップロードする必要があります。ナレッジベースの記事7005873を参照してください。

    アップグレード前のカスタムLinux blkwatchドライバのバックアップも参照してください。